まつや清の日記

2006年01月04日(水) 今日から仕事始め

 今日から仕事始め、午後に県庁控室にいきました。たまたま、議長、副議長が議会事務局職員や各会派付き職員に新年の訓示とのことで、その前にと職員の方々に新年の挨拶をさせていただきました。知事部局は午前中訓示が行われています。

 知事発言については、地元紙である中日新聞、静岡新聞は夕刊で写真入りで紹介しています。知事の発言にメモを取る幹部職員の方々の表情を拝見していると1人1人の個性とパワーが脳裡を駆け巡ります。この人たちと対抗しているんだ、を実感します。中日新聞が政令市・浜松市長発を、静岡新聞が政令市・静岡市長発言を紹介、地域性がでていますが、知事発言についても、取上げる個所が違っています。

 さて、一方で小泉首相の年頭会見は、全社夕刊で報道されています。見出しを見ると
静岡新聞―首相年頭会見 中韓を厳しく批判 靖国参拝「心の問題」
毎日新聞―靖国問題 首相、中韓の対応批判 総裁選 直前に後継者指名
日経新聞―靖国問題 首相、中韓の対応批判 ポスト小泉、外交継承期待
読売新聞―中韓に「交渉閉ざさない」 靖国問題 首相、年頭会見で強調
朝日新聞―靖国問題 内外からの批判 首相「理解できぬ」 年頭会見
中西新聞―「心へ介入 理解できぬ」 年頭会見 首相、靖国で中韓批判

 アジアからの孤立に「どこ吹く風」ということでしょうか。
 
 たまたま今日の静岡新聞社社説は外交問題です。見出しは、「時代の転換点の中で 一段と求められるアジアの視点 どこまで進む中国の解放と民主化 何の得になる対日アレルギーの誘発 一番の愚かは内向き思考に陥ること」とあります。静岡新聞「辛口」評論の多い私としては、この社説の中国評価について、3分の1はなるほどと思いますが、3分の2は、ちょっと違うぞ、という立場です。
 
 ですが、「一国のリーダーたる者は、不要なナショナリズムの惹起を抑え、穏健な対外思潮へと大衆をいざなう事が重要な仕事だと考える」「麻生太郎外相や前原誠司民主党代表の相次ぐ「中国脅威発言」は、時と場を考えず、人気取りを狙った舌禍の類だ」「日本はもっとアジアの視点に立ち、東アジアの歴史を書き上げるリーダーになること」という視点は、静岡新聞としては冷静な主張と受け止めました。

 仕事始めの今日は大変寒い1日でした。小泉首相の「お寒い外交」、地球温暖化異常現象として放っておいていいはずもない出来事と考える方々の方が多数ではないかとは思うのですが、どうなんでしょうか。
 


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K.matsuya

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