まつや清の日記

2005年12月24日(土) 土地収用土地調書立会い署名に異義申立て

 今日から3日間、静岡空港第1次強制測量分の土地調書立会い署名がはじまりました。反対派の中でも、この署名への対応をどうするかで様々な意見がありました。最終的に、地権者と共有地権者有志で土地調書に対して異義申立てを行う事となり、本日の10:00からの行動となりました。

 会場は極めて物々しく、過剰警備の様相そのもので、地権者は憤りを感じたようです。全員が、異義申立ての趣旨で署名をしました。その手続の中であらためて土地収用制度が、いかにこの社会のルールの中の特殊事例であるかを実感しました。個人財産を公的権限で強制的に土地を取上げることの重大さです。

 いくつかの事が発見できました。これからの収用委員会を巡る闘いの中で様々な闘い方があるんだということが地権者はじめ共有地権者の間で共有できた事は大きな成果です。制限表面区域については、来年になります。採決申請は、2月か3月ということになり、収用委員会は、その後1ヶ月に1回程度づつ開催されます。

 12月議会最終日に収用委員の選任に反対しましたが、委員全員の履歴を調べる必要があります。委員が何らか形で行政に関与しており、とても公平・中立の審査がされるのか大いに疑問です。収用委員会開催までにこうしたことも新たな課題として浮上しています。今年も年末ぎりぎりまで闘いは終わる事がありません。


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K.matsuya

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