まつや清の日記

2005年12月09日(金) 自民党の賛成討論は議会を活性化させるか?

 今日の一般質問は、植田徹議員、吉川雄二議員、野澤義雄議員、森竹次郎議員でした。植田議員の富士山信仰を語って観光資源・富士山との直通を構想した静岡空港新幹線駅待望論の展開。吉川議員は漫談調で右翼の立場、真珠湾攻撃支持、「朝鮮人、支那人」発言には閉口します。「歴史を直視すべし」と思わずヤジ。ただ、人間的には割りと親しく肩を叩いてくる方で、今日の質問で「伝統的保守主義者」で「中央集権的国家主義者」という事がよく分かりました。郵政民営化はアメリカの圧力と反対論。

 野澤議員の質問は、静岡市同様の都市部と過疎地域をごちゃまぜの浜松市の政令市と農業問題、職員給与の適正化、フランスの事件を引き合いに出しての多文化共生問題など。聞いていて好感が持てます。森議員は、下田という伊豆半島という場所的立場から,地方の道路予算はまだまだ必要であるとして道路特定財源の一般財源化反対の立場からの主張で大変わかりやすかった、です。

 一般質問終了後は、決算議案への討論。共産党の梶野完治議員と私が反対討論で、自民党の田島秀雄議員が賛成討論。実は、先月の給与条例の臨時議会でも杉山盛雄議員が賛成討論を行っています。自民党は、これからは、議案に賛成討論を行う事を日常化しようとしているようです。そうすると、平成21、公明党、ken-min、民主党・無所属など各会派がどうするかになります。

 意外と議会が活性化するきっかけになるかもしれません。最終日は議員提案の食と農の基本条例案がありますので各会派賛成討論をやると思います。今日の私の反対討論は、10分程度の内容ですが、意外に準備に時間がかかります。討論内容は速報にアップしておきます。


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K.matsuya

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