2005年12月07日(水) |
知事、総務省の集中改革プランの定員削減4,6%に怒る |
今日の代表質問は、公明党・蓮池章平議員とken-min森元なお子議員。総務省が年度内に集中行革プランの提出を各自治体に求めているのですが、その中で職員数の4、6%カットを指標にあげています。4,6%は県職員全体で言うと1900人。
このことについて蓮池議員が知事の考えを問いただしました。「既に改革をやってきた所とそうでない所があるのに、(そのような一律の指標で行革を押しつけるのは)真の改革の意欲を失わせるものだ。健全体質の体脂肪の人に更に絞れといったら病気になってしまう」と総務省に怒りの声。
しかし、空港反対派の立場に立てば、知事の行革のそもそも対象が間違っている、本来の行革とは住民の声を聞いて必要な所に必要な人員を配置するもの、空港建設局を空港部に、3室を4室に、収用委員会事務局設置で、年度途中に大事な人材を空港に集中していること事態が問題だ、になります。
森本議員に三位一体改革について問われて「元々分権のための財源と権限移譲のはずなのに、今回の政府・与党合意というのにはがっかりする、あきれておるというのが実体です」と、これまた怒りのポーズ、でした。一方、今回の質問の中で森元議員は空港反対という公約を微妙ないい方で修正をされたように聞こえました。
※※ 明日の代表質問・一般質問 質問順序 1 質問者 花井 征二
1 「三位一体の改革」の評価と県財政の見通しについて 2 地震防災対策と建築行政について (1)木造住宅耐震化の促進 (2)耐震強度偽装問題 3 浜岡原発のプルサーマル計画について 4 静岡空港について (1)空港用地の取得 (2)空港運営会社 (3)リージョナル航空 (4)国際空港化 5 アスベスト対策について 6 国民健康保険について 7 介護保険について 8 大型店進出とまちづくりについて 9 土木行政について (1)静岡、清水海岸の侵食対策 (2)清水港の市民への開放
質問順位 2 質問者 山村 利男
1 県の地球温暖化防止対策について 2 茶の振興対策について (1)茶園の適正施肥 (2)高校生のお茶学習 3 農業関係試験研究機関の充実強化について 4 第二東名自動車道の災害時における活用について 5 まちづくり交付金について 6 県立静岡がんセンターの県民への医療サービスの提供について 7 県立美術館の運営方針について
質問順位 3 質問者 小長井 由雄
1 静岡県のもりづくりについて (1)もりづくり県民税 (2)林業活性化のための今後の取り組み 2 浜岡原発について (1)安全協定 (2)プルサーマルの安全性 (3)公開討論会 3 新型インフルエンザについて 4 耐震強度偽造問題について
質問順位 4 質問者 佐野 康輔
1 環境教育の推進について 2 文化、芸術の振興について 3 地域で支える少子化対策について 4 県債管理の新たな指標について 5 今後の静岡空港事業の推進方針について 6 農業構造改革の加速化について
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