2005年12月06日(火) |
予測された知事の09年3月開港宣言パフォーマンス |
今日も空港現地で測量監視活動、議会では代表質問、ならばと私は新静岡センター前で街頭演説を行いました。昨日に続いて大変寒い朝でした。今日の本会議の自民党の代表質問が、空港お膝元選出の大石哲司議員だけに、知事の答弁姿が思い浮かび演説にも熱が入りました。(明日は南口でやります)
街頭演説を終えて、9時過ぎに地権者の大井寿生さんに電話を入れると、県は測量終了宣言、12時に記者会見とのこと。なるほど、今日の本会議前に測量を終わらせると言う「想定内」の事態がおきたわけです。本来なら、きのうで終了し、空港運営会社発表に間に合わせたかったのかもしれません。
本会議では、大石議員の開港への決意を問われ、知事は「何がなんでも09年3月開港する、不動の決意です。それは用地獲得が大前提になります。9月の敷地内の測量、11月29日から12日予定の敷地外の測量、これもつい今日の朝、測量が終了したと言う報告を聞いています。円満解決に向けての話合いも引き続き努力します。09年にまにあうよう万全を期していくつもりです」。これも「想定内」。
現地では、県の12時の記者会見後に茶畑での記者会見、そして16:15県庁にて大井寿生さん、中村英一さんらで記者会見、知事室に抗議の申し入れを行いました。本来地権者の大井寿生さんが知事室にのりこんで抗議文を渡すのは、反対闘争が始まって始めての事です。
これで土地収用委員会への採決申請に向けた測量・物件調査が終わった事になります。次の闘いの舞台は来年5月以降の収用委員会です。昨日の空港運営会社の1月設立が国土交通省に向けた予算獲得の圧力との事ですから、依然として予算面では決して明るくはありません。
私たちも国土交通省・財務省への圧力かけていく必要があります。来年早々にも韓国、香港、台湾航空会社にキャンペーン活動や本体工事談合問題の追及や民主党はじめ国会での野党への働きかけによる空港整備特別会計のチェックなど5月までの間にやっておかなければならない事が沢山あります。
※※明日の代表質問
質問順序 1
質問者 蓮池 章平
1 知事の政治姿勢について (1)改革を支える人材の育成、登用 (2)暮らし満足度の実現と予算編成方針 2 行財政改革について (1)集中改革プランと職員定数削減 (2)事業仕分け (3)外郭団体の改革 3 電子県庁の構築と活用について (1)電子申請の利用率向上 (2)マルチペイメントネットワークの導入推進 (3)ユビキタスネット社会への対応 4 耐震強度偽造問題への対応について 5 静岡空港の海外戦略について 6 文化芸術振興の推進について (1)総合窓口の設置 (2)映像文化の振興 7 もりづくり県民税について 8 発達障害者への支援について (1)関係機関との連携強化 (2)発達障害者手帳の交付と就労支援 (3)教育現場での対応 9 健康福祉行政について (1)県立3病院の経営改革 (2)後発医薬品の利用促進 10 2007年ユニバーサル技能五輪国際大会について 11 食育の推進について 12 家庭教育の充実について 13 高齢者等の交通事故防止について
質問順位 2 質問者 森元 なお子
1 知事の政治姿勢について (1)三位一体の改革 (2)官と民の役割の見直し (3)耐震強度偽造問題 2 平成18年度当初予算編成に向けた取り組みについて 3 浜名湖ガーデンパークについて 4 静岡空港について 5 少子化対策について (1)男女共同参画の推進と子育て環境の充実 (2)子育て支援 6 BSE問題について 7 もりづくり県民税について 8 県立病院の経営について 9 障害者支援について 10 磐田バイパスの渋滞緩和に向けた取り組みについて 11 生きる力の養成と総合的な学習の時間の今後について
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