今日の茶畑の睨み合いは、寒さと突風、空にいろんなものが飛び交う中での攻防戦であったようです。土曜日の不意をつかれる形で大半の測量が終わると言うある意味での負けが、今日の一進一退の睨み合いで、精神的にも物理的にもほぼ互角になりました。明日は、もっと大部隊を引き連れてくる事を宣言して15:30に測量を終えたとの事です。決着は引き伸ばされました。
明日からの県議会本会議前にどうしても反対派を押さえつけたかった谷空港部長、小松現地事務所長、岩崎管理対策室長。反対地権者らの本当の意味での抵抗の意思の強さを実感したと思います。勿論、闘いには必ず勝ち・負けがあり、小さな局面、大きな局面、戦略的防御・対峙・攻勢、どこの段階に私達が存在しているのか、何を勝ちとしているのか、負けとしているのか、そこが問題です。
しかし、何故この空港の強制測量が全国ニュースにならないのでしょうか。既成事実の重みでしょうか。それ押し返すパワーが弱いのでしょうか。人間の気持ちを揺さぶる何かが不足しているのでしょうか。空港反対運動の改めての普遍的意味が問われているように思います。その答えは18年間闘ってきた地権者の中にあります。それを見つけ出す時、闘いは新たな段階に突入します。
今日、議会セミナーが開催されましたが、空港現地での闘いが続く中、もりづくり県民税条例案が議論になりました。目的税は理解するが、空港や太田川ダムで自然を破壊していおいて、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものではないのか」との強い批判が出されました。20日までしっかり考えます。
※※明日の代表質問 質問順序 1 質問者 大石 哲司
1 平成18年度当初予算について (1)税収見通し (2)予算編成 2 試験研究体制について 3 静岡空港について (1)開港への知事の決意 (2)利便性向上への取り組み (3)空港を生かした地域振興計画 4 建築物の構造計算書偽造問題について 5 浜岡原発のプルサーマル計画への対応について 6 今後の観光振興ビジョンについて 7 悪質訪問販売への対策について 8 森林の保全について (1)もりづくり県民税 (2)今後の森林・林業施策の展開 9 医療行政について (1)今後の自治体病院のあり方に対する県の考え (2)県立病院の運営 (3)新型インフルエンザ対策 10 国内外からの企業誘致について 11 茶業改革への県の強いリーダーシップについて 12 大井川の流況改善に対する取り組みについて 13 県営都市公園の指定管理者選定について 14 教育行政について (1)未来を担う青少年教育についての基本的なスタンス (2)中学校1年生支援プログラム 15 警察署再編整備計画について
質問順位 2 質問者 原 文雄
1 平成18年度当初予算編成について 2 荒廃森林再生のための新税の導入について 3 静岡空港について (1)空港を活用した地域振興の取り組み (2)静岡空港のPR活動 (3)開港に向けたスケジュール 4 市町村合併について 5 国際観光の推進について 6 富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みについて 7 今後の障害者保健福祉施策の推進について 8 中小企業の振興について 9 鳥インフルエンザの防疫対策について 10 公共工事の品質確保の促進について 11 沼津の鉄道高架と東部拠点都市づくりについて 12 義務教育のあり方について 13 警察署の新設と統廃合について
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