朝の6:30頃からぞくぞくと集まり始めた地権者はじめ共有地権者・トラスト所有者、今日の35条調査が中止されている事は、朝刊で知りつつも、明日からどうするか、と。曇り空で意外と暖かい朝でした。
きのうの痛手に、心配していましたが、私の杞憂だったようです。驚くほどに、みんな元気でした。笑いが渦巻いていました。実は、三角地点でのトラストを守りきれなかった、悔しさに涙が湧いてきていました。
何故、涙が。一つは全力をつくして結果としての測量反対と言うより、抵抗も十分に展開できずにという悔しさ。そしてもう一つは、権力の意思の前に屈服させられる悔しさ。それが既成事実化する日常。ほくそそえんでいる強制執行者達の顔。
法律、多数決の陰に隠れる個人個人の意思。公権力に一体化する事で地権者らの顔が見えなくなっているその姿。勿論、私自身が目の前に現れている県職員や警備関係職員、測量班社員の本当の顔を見る事が出来ているのか、と自問自答しつつ。
しかし、この悔しさも今日の朝のミーティングで吹き飛びました。あくまでも屈する事のない意思。そこに集う仲間。共有される連帯感。歴史が敗北と言う既成事実の積み重ねであると言う現実に正面から向き合い、それを覆す事ができると言う希望が存在する、これが、一番大切な事と感じました。
明日からの闘いは準備されています。静岡空港建設事業を必ず中止させると。
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