2005年11月03日(木) |
今日は地元町内会の運動会 |
町内会の運動会はいつも中央高校の体育館をお借りしてのもので、恒例です。運動会というと、日頃のトレーニング不足を忘れて、どうしても無理をしてしまいます。といっても、城北町内会はリレーなど競争種目はなく、もっぱら親睦を兼ねてのもです。安心です。
それでも、準備はなかなか大変で町内会役員の方々の献身的な活動によって開催されています。種目は、ボール運び、輪投げ、缶釣り、パン食い競争、玉いれです。やはり、玉いれが人気でみんな集中します。激しく競争するわけではないのですが、盛りあがります。不思議なものです。スポーツの魅力でしょうか。
朝、急に雨が降りだし、参加者数が心配されましたが、150名ほどの方々が集まりました。子供達が100名近かったのでしょうか、元気にプレーしていました。ある方曰く「少子化というけどこれくらい町内に子ども達がいたら安心だよねー」と。ただ、この子供達が学校以外で、地域の集まりでこうした運動会以外では一堂に会することはあまりありません。
ですが、この子供達は子ども会活動には参加しません。自分の小さな頃を振り返れば、農村でもあったこともありますが、よく言われる地域的結びつきの中で子供達が育っていました。まさに、日本の危機は、コミュニティの崩壊にあります。自民党憲法草案から伝統的文化など復古的消されました。この危機は、復古的発想で乗り切れるものでないことは誰も分かっています。
個に解体した地域が、何をキーワードの再建されて行くのか。厚生労働省は、学童保育に地域の女性の活用という方向を模索しはじめました。実はそのことを成し遂げる社会的機能の復権を提示できる力こそが、政治に一番も求められているといえるのです。
|