選挙戦の3日目、暑い1日でした。新聞社の静岡版で「TSL防災船フェリー」の今年度運行は9月で休止するという報道がなされています。原油高騰で燃料費があがり、今年度分の予算がそこをついたとのことです。防災訓練の日に皮肉な実情となっています。
もともと旧運輸省から静岡県が買い取った実験用フェリーで、静岡空港認定の「裏取引き」ともうわさされていたものですが、故障続きで不用論が議会で多数を占めていました。知事は6月議会で見直しを表明していましたし、知事選挙で吉田としあき氏は、マニュフェストで即刻廃止を掲げていました。交通政策室は来年はまだ白紙といっています。
選挙で争われた政策が選挙直後に一つの結論として導き出されることは歓迎すべきことです。昨日の党首討論でも、幹事長級討論でも政党がいくつもの政策で論点を明確にしておくことは極めて重要です。郵政問題だけでなく、年金、少子高齢化、財政再建、外交、憲法、争点は6つくらいあります。
討論というのは、真剣勝負です。政治にとって言葉は大きな意味を持ちます。そして、それは時間との勝負でもあります。新党日本の是非については、いろいろな意見がありますが、「小泉VS田中」は見ていてなかなかの迫力でした。
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