まつや清の日記

2005年08月15日(月) 敗戦から60年

 敗戦から60年。マスコミもいろんな番組でさまざまな立場から問題を取り上げています。靖国問題も議論されています。昨日は、ちょっとしか見ることができませんでしたが、NHK番組だったと思いますが、複数のパネリストが出ての討論会をやっていました。

 カン・サンジュンさんと上坂冬子さんとの間で議論がありました。カンさんが、あの戦争でアジアからだけ批判されているように受け止められているが、日本人300万、その多くは餓死などでなくなった人々が多く、その方々に対する責任を誰がとるのか、このことをきちんとする必要があるのではないか、との問題提起。

 こんな詩を見つけました。

 「赤紙」は夜明け前に 
  
 「ドーイン(動員)ですって・・・」
 「来ましたケ」

 雨の朝は
 油紙につつんで 腹にくくりつけ

 吹雪の朝は
 スコップで 道を拓けながら
 凍った朝は 
 ソラにのって 近道をして

 稲刈りの跡は 株の露が
 プチュンと
 水鉄砲のように ふくらはぎにかかって
 田園をななめに
 小走りする

 ドーイン(赤紙)は 夜明け前に
 届けにゃならん

 村役場のハシリの
 おととは
 村に若者がいなくなるまで

 一枚一枚
 「赤紙」を配りつづける

 「赤紙」は
 一夜明ければ
 みな
 兵隊に変身する

 「赤紙」は夜明け前に
 「赤紙」は夜明け前に
 つばさなければ

   (作 高島 保治)


 < 過去  INDEX  未来 >


K.matsuya

My追加