まつや清の日記

2005年05月04日(水) 静岡県警へり墜落ー搭乗の県警察官5人全員死亡

 JR西日本の尼崎脱線事故の今後はどのなるのか、と気にかけていた矢先、3日の午後4時半ころ、静岡県警ヘリが静岡市清水区草薙の住宅街に墜落。幸い、住宅や住民には被害はなかったとのことですが、搭乗していた5人の警察官は全員死亡したとのことです。

 亡くなられた5人の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 連休中の交通渋滞監視活動の途中での事故。最初「ふじ2号」で離陸するも調子が悪いといったん帰還し、あらてめて「ふじ1号」で再出発。そして任務を遂行し、4時25分「これより着陸予定」の連絡直後の墜落。誰も墜落など予想もしなかった。しかし、事故がおきた。本当に何故、ということにつきます。ただ、墜落途中で、操縦士は住宅街を避けようと必死の努力をしていたのではないかとの、テレビ解説もあります。もし、そうだとすれば死の直前まで「公務に」忠実たらんと努力をされていたわけで、その姿を思い浮かべるだけで胸が熱くなります。

 今日、清水署捜査本部と国土交通省捜査本部の合同調査が行われたようですが、原因究明に結びつく証拠が見つかっているのか、まったくわかりません。「ふじ1号」にはボイスレコーダーは搭載されていないとのことです。住民からすれば、毎日飛び交っているへりの墜落事故です。安心していられない状況にもなるわけです。高石和夫県警本部長を長とする突発重大事案対策本部を含めて一刻も早い原因究明と再発防止対策を期待したいと思います。

 


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K.matsuya

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