まつや清の日記

2005年04月25日(月) ミニ統一地方選挙第3弾、市民派、やはり厳しい

 朝9時18分JR福知山線の脱線事故、既に50名を越える死者を出し史上最悪の大事故になりつつあるようです。原因として運転手の過失、ATSの旧装置、置石、ダイヤの過密化など構造的問題などさまざまな指摘があります。いずれにしても一刻も早い生存者の救出と亡くなられた方々の冥福を祈りたいと思います。

 さて、今日は知事交際費の最高裁差し戻し審東京高裁の判決の確定に伴う開示が行われました。差し戻された104件のうち45件が開示されました。午前11時からの開示でしたが多くのマスコミの方々の取材もあり、私も知事公室職員も緊張しました。それにしても16年間かかっても知事交際費の相手方が公開されないとする最高裁、東京高裁差し戻し判決。「笑いながら言うしかない、遅れた静岡県政の情報公開の実情、オンブズマンランキング全国の43位」を記者会見で訴えました。

 それにしても昨日の掛川市、磐田市、袋井市、伊豆の国市の市長、市議会議員選挙、合併後のこれからを占う選挙ですが、市民派はやはり苦戦しました。私が応援に行った磐田市の玉田さんは上位当選、大杉さんは落選しました。次点まで190票差、返す返すも残念です。大杉さんからは、携帯への留守碌に「敗北の結果」について連絡が入っていました。辛いです。

 掛川市で戸塚信也元衆議院議員が市長に当選しました。榛村前市長の多選が敗因となったようです。石川知事の3期12年の多選問題、有権者にわかりやすい政治争点として位置付けられそうな掛川選挙結果です。合併後をうらなう選挙選でしたが、静岡ー清水の合併後の上下水道料金も統一されないなどの合併のマイナス面をどこまで有権者に伝えられたのか、三位一体改革の流れの中でますます苦しくなる地方自治体財政、含めての有権者へのアプローチが今、真剣に求められています。


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K.matsuya

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