まつや清の日記

2005年03月20日(日) 今日から静岡市議会議員選挙

 今日から静岡市議会議員選挙。県議会活動と連携してきた市民自治福祉クラブの佐野慶子市議会議員、渡辺正直市議会議員、前田ゆきこ市議会議員の出発式に参加しました。

 選挙戦の雰囲気は自分自身がそうした当事者でもありますので、あの緊張感はたまりません。有権者1人1人と自分の関係が問題になります。大海に浮かぶ小船のようなものです。まだ見えぬ「当選」という島にたどり着かなくては行けません。有権者1人1人は、海の水のような存在です。水がなければ船は進みません。船に穴があけば沈みます。時におぼれて水の怖さも知らないといけません。

 議員とはなにものか。政治家となんなのか。民主主義をめぐる永遠の課題です。古典中の古典にマックス・ウエーバー著『職業としての政治』があります。私は、この本をズット否定的に見ていました。なぜかというと、1980年代にドイツで始まった比例代表制度もあってのことですが、議員のローテーション制にとらわれていたからです。

 日本の自治体議員選挙でもこれをいち早く取り入れたのが神奈川ネットワーク運動です。私も議員は3期12年以上はやらない、交代制をいつも意識していました。ただ、その後県議会議員選挙に落選し、現在、議員職にありますが、この6年間で、議員像についても自分の中で修正されつつある部分もあることも確かです。市民派議員論については1998年コモンズ社刊の『地方から政治を変える』短く論じていますが、機会を捕らえて『職業としての政治』を含めててキチンと整理してみたいと考えています。

 さて、市議会議員選挙、皆さんはどなたに投票されるんでしょうか。投票率が大変心配されています。まずは投票率アップに全力です。


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K.matsuya

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