まつや清の日記

2005年03月18日(金) 議会らしい議会

 県議会最終日はスリリングに満ちてとても面白い議会でした。
いつもの賛成・反対の討論のパターンが少し変わりました。

 まず静岡市・蒲原町の合併に関する廃置分合議案があり花井議員と私が議案質疑を行ないました。そのあと、この議案についての総務委員会が開催され、本会議が始まりました。ここまでは、いつもの流れです。

 各常任委員会の報告の後、質疑があり私が質問しました。いままで共産党議員の3人のうち誰かが常任委員会委員長にテーマに基づいて質問を行なってきました。が、今回、共産党議員は質問しませんでした。何故?なんだろうというところです。

 実は、共産党議員団は、12月議会で、これまで合併に関わる廃置分合議案について全部反対していましたが、問題となるようなケースのみに反対という立場に変わりました。今回も、蒲原町・静岡市の合併については反対ですが、相良町と榛原町の合併についての廃置分合議案は賛成しました。更に今まで反対してきた指定管理者制度については全部賛成に変わりました。

 何か共産党議員団のみなさんの中で議会活動に異変がおきているようです。

 議会の方ですが、委員長質問のあとは、直ちに会派ごとの反対、賛成の討論が始まりました。平成21から脱会する小長井由雄議員の感動的な土地強制収用に反対する反対討論、そして蒲原町・静岡市の廃置分合議案のみですが、蒲原町長のリコールが終わるまで待つべきと天野進吾議員の力のこもった反対討論。二人の討論については思わず大きな拍手をしてしまいました。

 今議会、議会らしい議会でなかなかだったと思いましたが、傍聴者の皆さんはどのように受けとめられたのでしょうか。

 


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K.matsuya

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