まつや清の日記

2005年03月15日(火) 県立短期大学の卒業式に参加

 はじめて県立大学短期大学部の卒業式に参加しました。第1看護学科56名、第2看護学科36名、歯科衛生学科39名、社会福祉学科社会福祉専攻47名、社会福祉学科介護福祉専攻51名、229名の卒業式でした。みんな希望に満ちた顔をしていました。

 男子の卒業生は5名くらいいたんでしょうか、女子がほとんどで、着物か袴姿でしたので雰囲気がとても艶やかでした。学長の広部正昭先生は、祝辞で、人間としてのあり方を強く訴えていました。自らも退官だそうです。

 卒業式ですので流れは大体決まっていますが、君が代の斉唱はなく、「蛍の光」を最後に全員で歌いました。一番は歌詞を見ずに歌えましたが、2番はさすがに覚えていませんでした。卒業生のほとんどが1番から歌詞カードを見て歌っていました。いまどきの若い世代にとって蛍の光は遠い歌なのかなんて・・・。

 偶然、知人の娘さんが卒業生でお母さんにお会いしました。本当に久しぶりでした。私が市議会議員選挙の1期目の選挙に出たときから応援していただいた方で、改めて自分の世代を考えてしまいました。私の長女も2年前に地方大学を卒業して看護師をやっているわけですから、当然といえば当然です。

 来賓席から卒業生の和服姿を見ていて、そういえば長女の卒業式には選挙期間中でいけなかった、ことを思い出してしまい、参加できていたらどんな思いで娘の後姿を見ていたんだろうと、やけに感傷的な気分になってしまいました。何故か、小学校の卒業式の謝恩会で父と一緒に歌った「仰げば尊し」の旋律が思い浮かびました。父の大きな声がとても恥ずかしかった自分でした。「仰げば尊し」なんて古い世代かも。


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K.matsuya

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