2005年03月14日(月) |
千葉県知事に堂本さん当選 |
夕刊によると千葉県知事選挙は大接戦、6000票差で堂本知事が当選とのことです。堂本暁子候補―960,125、森田建作候補―954,039、山田安太郎候補―162,684。
とにかく自民党推薦候補を破っての当選です。まずおめでとう、です。あれだけの財政危機に対して、千葉県の再生に向けた千葉県民の選択は、「住民参加型政治」を選択したということの意味はおおきいものがあります。
ただ、今回は前回と違って「無党派・勝手連」選挙というより、民主、社民、特に公明党の支持を得ての当選ですが、どう評価すべきでしょうか。「県民が政党を動かした」と見るべきか、「政党政治に歩み寄ったのか」。いずれにしても公明党がキャスティングボードを握っていることは事実です。
時間を置いて千葉県の市民グループからの総括をぜひ聞きたいところです。
問題は、静岡県はこの選挙結果をどのように活用すべきかです。4年前、長野県ー千葉県の地方から政治を変える風を静岡県に、そして徳島県へ、を掲げましたが、風を巻き起こす事は出来ませんでした。民主党が土地収用で、2年前の見解を変更しようとしています。公明党は、現職支持です。千葉県に比べるとかなりハンディがあります。
しかし、逆に「現職ー新人」という切り口で見たときには、森田氏があれだけの僅差に迫った事は、石川知事に対しても僅差になりうる条件があるということでもあります。候補者選びをきちんとすれば、現職を破ることができる可能性が示されたともいえます。「新しい静岡県を創ろう会」の活動に大いに期待です。
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