2005年03月13日(日) |
静岡市と蒲原町の合併 |
1昨日、県の合併支援室からの連絡で、静岡市と蒲原町が合併する事を議決した、ついては本件議会の最終日に廃置分合議案として提案して欲しいとの要請があり、検討中である、とのことでした。
静岡市長、蒲原町長が合併申請書を提出した際に、朝日新聞によると総務省の基本指針次第では由比町に対して合併協議会の設置を「勧告せざるを得ないというふうに想像する」と話したそうです。
全く不思議な事が起きています。石川知事は、住民投票の結果を尊重せずに合併を議決した蒲原町議会に意見を述べるのでなく、合併を否決した由比町議会の合併せずの決定をくつがえす勧告をするというのです。100歩譲っても、苦汁の中での決断をした蒲原町議会、由比町議会の決断を見守りたい、あるいは議決を尊重して持論の広域連合という形の新しい県と市町村の関係構築に向け努力したいくらいのコメントのはずです。
事務所に「少々 教えて下さい」というfaxが届きました。「(住民投票で)反対が上回っても何故合併への道を行政がとるのか。これでは民意は無視されている」という内容です。確かに住民投票の結果は参考意見という法律的枠組ですが、しかし、蒲原町議会の選択は正しいのでしょうか。
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