まつや清の日記

2005年03月08日(火) ライブドアの堀江さんと西武の堤さん

 今、経済界ではライブドアの堀江さんと西武の堤さんが話題の人です。
2人はまず30代と70代と世代が違います。
 そしてIT産業「新」とレジャー産業「旧」の経営者像です。

 ニッポン放送株を巡る闘いは、TOB(株式公開買い付け)の期限切れでで新株予約権発効の指し止め仮処分東京地裁決定に焦点が移りつつあります。コクドの西武鉄道株の偽装名義所有は、東京地検の堤容疑者の逮捕でこれまた新たな段階に入り、ニッポン放送株問題同様に連日のニュースです。

 市場原理の実相を十分に分からないものでも、これだけ詳しく株式の仕組みが解説されるといっぱしの株専門家にでもなった気分になります。

 この両方に共通するルールは、上位10社による株式保有比率が80%を超える状態が1年間続くと上場廃止になるというという独占禁止措置。とにかく、毎日がなるほど、という驚きの連続です。それでもやっぱり、ライブドアの堀江さんに新鮮さを感じてしまうのはどうしてでしょう。

 プロ野球への「殴り込み」の際に「楽天」の三木谷さんと比較された「ライブドア」の堀江さんの「品のなさ」だったが、そんなことをいえた義理ではなかった西武鉄道の堤さんだったということです。


 < 過去  INDEX  未来 >


K.matsuya

My追加