まつや清の日記

2004年06月03日(木) 国際会議3日目


今日の予定は、閣僚会議。
午前9時からのドイツ政府の経済産業大臣、環境大臣、
ヨーロッパ議会や国際機関などの挨拶と各国からのアピールが
行われました。

ドイツのシュレーダー首相の挨拶は、政府での緊急事態が発生している
との事でまだベルリンにいるとの発表がありましたが、何とか遅れての
参加・挨拶となりました。

政府の合意文書は明日に正式に発表されますが、その前段として
各国からの案文や修正分に対する様々な意見が表明されました。

昨日の議員フォーラムに似た展開でしたので、イベント企画の中で
バイオマスに関するものに参加しました。会場がかなり離れたところで、
1日を通した企画が行われておりました。
開催場所は、知識センターという大学の学者などテーマを決めて
話し合いの空間となっているところ。会場での発題者の発言は極めて
専門的であることもあり、話の内容を理解するのもかなり努力が必要と
いうことを実感しました。

それでもいろんな資料を入手しました。
通訳の方に内容の概要だけを教えてもらい、戻っての本格的に翻訳をする
つもりです。特に、静岡県が今年の予算で天城牧場でバイオマス、ソーラー、
低水力など自然エネルギーに挑戦する事が提案されていると言う中で、
行政施策のチェックと同時にアドバイスができる政策立案センターの設立が
求められていると言うことを実感しています。

夜は、会場から少し離れたところで環境大臣主催のパーティが開催されました。
日本勢は、ライン川下りを楽しみながら、船上でビールを飲みながらの議論を
展開していました。

パーティでは、緑の党・環境大臣のトレンティさんと意見交換をしたり、
コンゴの環境大臣やアメリカの政府職員、WWFのメンバー、そして
この国際会議に協力してくれている若者たちとの議論を行いました。


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K.matsuya

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