まつや清の日記

2004年06月02日(水) 議員フォーラム参加、発言

ただ今、ドイツのボンへ海外視察中です。


ボン自然エネルギー国際会議
と平行して世界中の議員達が集い
意見交換する議員国際フォーラムが開かれました。
議員フォーラムには、100カ国以上、300人の議員が参加しました。
日本からは、河野太郎衆議院議員、小杉隆衆議院議員、鮫島宗明衆議院議員、
奥田健衆議院議員そして私の5人。

セッションは、オープニング、工業国の議員イニシアチブ、
途上国の議員イニシアチブ、北と南の協働における議員イニシアチブ
再生可能なエネルギーに関する国際機関における議員イニシアチブ、
議員議定書の調印の6つ。

工業国の議員イニシアチブのところでドイツ、イギリス、ヨーロッパ議会、
ロシア、そして日本から地方議員の立場で私が発言しました。
英文で5分間、通訳と環境政策エネルギー研究所のサポートで
きのうから睡眠時間を削っての報告でした。

発言内容は、1日のセッションでの再生可能エネルギーの戦略について
希望と勇気をもらったこと、静岡県における浜岡原子力発電所と
東海大地震との関係での再背化のエネルギーの必要性、静岡空港跡地での
可能再生エネルギーの事業プランの必要性、静岡県民が求めている
可能再生エネルギー4点。
通訳や若手スタッフからはなかなかよかったと言ってもらいましたが、
300人相手の国際的発言で十分にアピールしたつもりです。
やはり、英語力があれば、もっと、リアルな会議的発言ができたのにと、
いつもの反省。

日本からは、このセッションで鮫島議員が議長の立場で、小杉議員、
河野議員が意見表明としての発言が行われました。
河野議員のアドリブ的な形で再生可能なエネルギー問題とは実は
民主主義の問題で、日本における原子力産業との関係を断ち切れない
日本の政党の現状と自然エネルギー特別措置法の買取制度と割り当て
制度の問題点の指摘発言は、極めて厳しい日本政府批判でもあり、
会場からは拍手喝采でした。
とても自民党の議員とは思えない内容で、私の静岡県の紹介とあわせて
日本の原子力推進姿勢の批判としてはアピールできたと思います。

1日中の討論は、さすが、民主主義のヨーロッパ。
通訳を受けながら必死に内容をメモ。
日本にもどったらきちんと紹介しますが、刺激を受けました。

7時からは、大統領公邸でのパーティ。
広大な敷地と緑あふれる環境にとてもリッチな気分になりました。
いろんな方ととの交流ができるわけですが、ここはアジアの国とタイ、
カンボジア、ブータンの代表との意見交換、特に日本のイラク自衛隊派遣
についても討論はおもしろかったです。
前大統領のハイゼーッカー氏の演説はユーモアあふれ、議員の国際会議、
そして今回の国際会議全体の意義についてもきちんととしたもので感動しました。


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K.matsuya

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