2004年02月22日(日) |
2月22日2時22分の平和の音 |
1月11日1時11分の平和の音に続いて今日は2月22日2時22分、再び平和の音が静岡市青葉公園で鳴り響きました。
私自身は、他の消費者グループの企画で長野県に行くことになっていましたが、突然の予定変更になり、平和キャンペーンの活動に参加することが出来ました。
今日は、あいにくの断続的な雨、というより春一番の風の強い日でした。こうした中で主催者の皆さんは、青葉公園のテントや音楽器材、呼びかけなど大変な苦労があったと思います。200人を越す人たちの力強い、そしてやさしさあふれる心一つにした集まりでした。ご苦労様でした、と参加するだけだった人間としては頭の下がる思いです。
実は朝からの雨、きっと、屋内集会であろうと推測していたものですから、朝のサンデープロジェクトはしっかり見てしまいました。きのうのうちに田中康夫長野県知事からは出演の連絡が来ていました。田中知事、田原さんを押して押しての信州・地方からの政治改革をパワーあふれんばかりに展開していました。これは、24日からの静岡県議会にしっかり役立てたいと思います。三位一体改革のところでは、静岡・清水市の合併についての合併特例債の問題点の指摘もありました。
もう一つの企画が元タイ大使の岡崎久彦さんと(財)日本総合研究所の寺島実郎さんのイラクへの自衛隊派兵をめぐっての日米同盟の今後に関しての議論。岡崎さんの「アメリカは、400年のあらゆる戦争に勝ってきた。日本の将来を考えると強いアメリカと「言いなり」であっても同盟関係の強化は最善の道である。従ってイラクへの自衛隊派兵は日本の外交にとって大変有益である」というあきれんばかりの主張。
ベトナム戦争はどうだったのか。
後ろの席でコメンテーターの高野孟さん、田中知事、猛烈の反論を展開していました。岡崎さんが外務省の主流派であるとすると、もうこれはどうにもならない破滅への道としかいいようがありません。「日本が、戦後初めて国連の枠組みを超えての対外活動、イラクへの自衛隊を派遣していることの歴史的意味」「軍事力を持たずに世界の名誉ある地位を日本は築いてきた、憲法精神を大事にしながら、いろんな関与の方法がある」とする寺島さんに説得力があったことは誰の目にも明らかでした。
次は3月20日、イラク戦争が始まった日。全世界共同のキャンペーンの日をと、昨年の1000万人のネットワークが再び横につながろうと計画が始まっています。それは、ブッシュ大統領が、ブレア首相が、小泉首相の退陣が始まる日でもあります。共に頑張りましょう。
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