2004年01月24日(土) |
浜岡原発1号炉は廃炉か? |
中部電力のホームページによると、浜岡原発1号炉は3月再稼動という情報を流していましたが、もう1年間かけて再チェックする必要があるとのことからの1号炉の稼動は延期するとのことです。
この結果については、大歓迎でありますが、これだけでいいのか。
一説によれば、1号炉の再チェックに時間をかけるよりは、5号炉の稼動を急いだ方がより経済的とのことから、1号炉の稼動延期が生まれたとの指摘もあります。当面1年間という条件付きは、もっと時間をかける必要の出てくるということでもあり、廃炉の可能性があるとも読めます。
いずれにしても、運転再開が延びたことは、私たちの指摘が実は的を射ていたことが立証されたことでもあります。原発止めよう!本訴の会の役割がますます大きくなろうとしています。今後に注目を。
以下中電ウェブサイトより http://www.chuden.co.jp/press/nendo/fr_pre2003.html
浜岡原子力発電所1号機の停止期間について 平成16年1月23日 中部電力株式会社
浜岡原子力発電所1号機(沸騰水型・出力54万kW)は、第19回定期点検中に実施する作業の終了時期を本年3月下旬までと計画しておりました。 しかし、シュラウドサポートリング等で確認されたひび割れの調査および評価や、高経年化に関する技術評価のための原子炉内点検等に相当の期間を要すること、更にはひび割れが確認されている再循環系配管の取替工事期間を考慮し、停止期間を延長することとしました。 延長する期間は、今後の確定的な工程を設定することが現時点では困難であることから、当面、平成16年度末までとします。
なお、評価結果や点検作業等の状況については、内容がまとまった時点でお知らせします。
以 上
(参考) 今後の主な点検作業予定 ○ シュラウドサポートリングの金属サンプル調査および健全性評価の実施 ○ 高経年化に関する技術評価のための原子炉内点検および確認されたひび割れの詳細調査・評価の実施 ○ シュラウドの全溶接線の点検の実施
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