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2013年12月19日(木)
『ポンヌフの恋人』『ホーリー・モーターズ』

『ポンヌフの恋人』『ホーリー・モーターズ』@早稲田松竹

スクリーンで初めて観たときの感想はこちら。
・『ポンヌフの恋人』
・『ホーリー・モーターズ』

『ポンヌフ〜』はホント酷いハナシだけど(アレックスにちょう肩入れして観る)傑作だわね…と思ったのだけど、このとき↑もアレックスに肩入れしてると書いてるな……三つ子の魂百迄ですよ(使い方が違う)。そして何度観てもあのシーン「それはスシじゃなくてサシミだ!」とツッコみたくなる。しっかしホント私はアレックスが大好きだな!高じて?ドニ・ラヴァンが大好きだな!

と言う訳で今回はこの二本を続けて観られる、しかもスクリーンでと言うところが重要で。以下おぼえがき。

・『ポンヌフ〜』では(セットだけど)煌々と輝いてたサマリテーヌが『ホーリー〜』ではああなってるとこがもう
・初代と二代目?のテオをいっぺんに観られたのにもしんみりした
・『ポンヌフ〜』でのエディット・スコブのクレジットを確認。こうやって繋がっていったんだな
・ナースチャ・ゴルベワ・カラックスの姿を改めてじっくりと観る
・ミュージカル演出、暴力的な程の編集、そしてやっぱり音楽
・リタ・ミツコも2007年にフレッド・シシャンが亡くなってしまったなあとしみじみ

……で、ここ今回のポイント。『ポンヌフ〜』公開当時「目覚めよ、パリ!」となっていたラストシーンの名台詞字幕が「まどろめ、パリ!」になっていた!……噂はかねがね聴いておりましたが、真相はこういうことのようです。

・映画コラム『「目覚めよ、パリ!」か? 「まどろめ、パリ!」か?』 byシンジロー【ターザンカフェ】
・清義明のブログ Football is the weapon of the future REDUX『「ポンヌフの恋人」パリは起きていればいいのか、寝てればいいのか?』

いや〜複雑な気分だわ〜(笑)しかし上記コラムを読むと、ストーリーから考えても「まどろめ」ですね。納得。それにしても名誤読。