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2010年08月20日(金)
よみもの

■『センチメンタルな旅 春の旅』荒木経惟
ラットホールギャラリーによる出版で、900部限定。『センチメンタルな旅 冬の旅』とサイズや装幀を揃えてある。並べて置いておくことにした。『冬の旅』同様、これから何度も開く写真集になる。
『夏の旅』や『秋の旅』はもう出てほしくない。でも、もしそれらが発表されることがあったら、間違いなく素晴らしい作品になる
・『アラーキー 愛猫チロを語る「愛する者を失うということ」』

■『INOUE TSUGUYA GRAPHICS TALKING THE DRAGON』井上嗣也
うわーいリトルモアさん有難う、井上さんの気が変わらないうちにどんどん出してください。
あれだけ表に出るのをいやがってた井上さんが続けて作品集を出しているのは、人生まとめの時期に入っているってことなのかな。しかし散逸しがちな広告印刷物を作品集としてまとめてもらえるのはとても嬉しい。写真、文字、平面。印刷物のアート。孤高のラディカルグラフィックデザイナー

■『家で食べるごはんが一番 アルネのかんたん料理』大橋歩
■『家で食べるごはんが一番 アルネのかんたん料理 2』大橋歩
いきあたりばったり(笑)。材料が予想よりかさばって鍋が溢れそうになってしまっても、「今さら鍋を換えることはできません。写真を撮っているからね。」とそのまま続行してる。そのゆるさが憎めないー。料理そのものはシンプル、しっかり手順を踏めば難しいことはない。でもそのシンプルなものからバリエーションを拡げる発想が豊か、しかもかわいらしい!暮らしなんて臨機応変にしかならないからな。理想的。
読みものとしても面白いし、味のある写真(撮影も大橋さん)やチャーミングなキャプションをパラパラ眺めるだけでも楽しい料理本

■『大森南朋 さもあらばあれ』
うはあタレント本だ!こういう本が出るように……(涙)
めちゃめちゃ狙った萌え写真(笑)も満載ですが、麿パパや立兄ィとの家族鼎談、全仕事一覧(でもよく見ると漏れがあるよ!)等テキストも充実しています。実はおーもりくんの舞台デビューは大駱駝艦だったと言う初出しのネタもあり。ワークショップにもしっかり出ていたそうです。この手の真面目な話、以前ははぐらかすことが多かった。それで誤解されることもあったんじゃないかな。今は、照れは相変わらず見え隠れすれど、きちんと話すようになっているように思います。役者として充実している今だからこそ、なのでしょう。よかったよかった。これからのご活躍も期待しております