![](../../images/space.gif)
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
![](../../images/space.gif) |
2009年02月28日(土) ■ |
![](../../images/space.gif) |
『トワイライツ』とか |
![](../../images/space.gif) |
■24日の 「Only」の動画、画質がいいやつを張りなおした。やっぱすげーこれ
■もくようびは いーすたんゆーすをごきょくだけききました。ばたり しかし帰りにMIOさんに連れてってもらったタイ料理屋さんのえびのすりみ揚げがうまくてですね…なんつうの、タイで、すりみ揚げつうたらさつま揚げぽいのかなって思うじゃん、それがパン粉揚げで!外はサクサク中はふわふわで!うまかったー
■どようびは 早起きして採血に行き、吉祥寺に移動してごはん食べたら残りの血が胃に行ったのか目の前真っ暗、しばしぼんやり。くそーこれどうにかならんか。その後パルコに行ってまこにかつあげされ、吉祥寺シアターでヒさんに会った。NIN@サマソニ以来
■そんで お互い夜に予定があったのでお茶しつつ30分程モダンスイマーズ、飴屋法水、中山ダイスケ、山崎哲、東野祥子、野田秀樹、東京サンシャインボーイズ(ええ一次は外れましたよ…しかし知人にあたったひとがいてビックリ!いやこれはもう素直に祝福するわ…楽しんできてくだされー)、宮城聰、ケラ、長塚圭史等の話をする。最近の中堅でどこが面白いかと言う話題になり、こちらは赤堀雅秋を推す推す。ヒさんは三浦大輔とのこと。やはり…ここで観ておくべきか、ポツドール……。THE SHAMPOO HATとの共通点は、ひとと観に行くと終演後お互い無口になる程いろんな意味で打ちのめされるが、観てよかったと言う結論に至ると言うところ
■長塚くんと言えば おおー今年観られるものがあるとは。いつ書いてたんだ。 ----- Bunkamura20周年記念企画『桜姫 −現代劇版』 2009年6月7日(日)〜30日(火) 原作:鶴屋南北 脚本:長塚圭史 演出:串田和美 出演者:秋山菜津子、大竹しのぶ、笹野高史、白井晃、中村勘三郎、古田新太 ----- しかしこれ、上演されたものを長塚くんは生では観られないんだよな。帰国出来ないから
****************
モダンスイマーズ『トワイライツ』@吉祥寺シアター
ネタバレあります。
劇団公演は初見、蓬莱さんの作品としては『第32進海丸』以来。話運びがとにかく巧い、ストーリーテラーだなあと言う印象の強い方でしたが、今回は実験的な要素も多かったように思いました。肩すかしを喰らった感じ。常連のヒさんによるとここ1〜2本で演出も含め変化があったとのこと。過渡期と言うと聞こえが悪いかな…巧い巧いと言われることにちょっと反発しているのかなと邪推したりして。
しかし巧いもんは巧い。策に溺れることなく、パラレル、ループ、時間とリズムのズレ、残る記憶、一方通行で平行線の思い、ひたすら受け身で留まる状態、負のスパイラルから出て行こうとする意志を丁寧に描く。蓬莱さんが言うには「苦手意識があるからこそ、取り組んでみたかった」初の恋愛がテーマの作品だったとのこと。徹底して男芝居で男目線です。しかしここ迄徹底されると興味深く観てしまうなあ。三人の男(パラレル上にある同一人物)は違う方法を選ぶが結果は同じ。ひとりの女が幸せになるためにはその三人の男ではなく、義兄の力が必要であると結ぶラスト。む、むくわれない…。その報われない思いを詩情と叙情深く描き、せつない物語に仕上げているのがやっぱり巧いなあと。
三人の男はパラレルごとに役者が変わる。モダンスイマーズのメンバー三様のパターンで魅せる。ポイント毎に介入する客演の義兄役・山本亨さんの異物感と、ラストに見せる決意のさまにははっとさせられるものがありました。鶴田真由さんは小柄で華奢ですが、舞台で観るととても存在感があります(思えば彼女の出演の舞台全部観ているような…)。声の力が強い。梨澤慧以子さん、菅原永二さんのテンポよい転がしっぷりも楽しめました。
それにしても山本さん、先月『リチャード三世』で観たんですけど…いつ稽古してたんだ。すごい。
古山さんはエレカシの宮本さんに似ているなあと思った。今回の髪型と言い佇まいといい(笑)
|
|