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2009年02月22日(日)
『シンフォニー・M』とか

大駱駝艦/麿赤兒『シンフォニー・M』@世田谷パブリックシアター

麿さんのソロ公演。大駱駝艦からは村松さんを筆頭に14人が鋳態として参加。音楽もいつもの千野さんではなく、既存のクラシック(シンフォニー)が使用されていました。5つのシーンで構成。

音楽が天賦典式の時よりも少なく、その分いざ音が使われた時とのメリハリが利いていました。序盤20分くらい迄は全く音がなかったんじゃないかな、季節柄花粉症と思われる観客の咳や鼻をすする音が響く響く(苦笑)下手すると唾を呑み込む音も聴こえるくらい。麿さんの摺り足や、衣擦れの音を聴き乍ら、ゆったりと移動する姿を目で追う。蝶のようにも、鳥のようにも見える。

鋳態は4人が盛装で麿さんの衣装替えをしたり、姿勢を変えたりする黒子的な役割を担っており、あとの10人はアンサンブル。このアンサンブルがまたよかった。中盤から鞭を使った踊りがあったんだけど、その鞭の音がまたいい効果になっていました。

カーテンコール前の麿さんの姿は『欲望という電車』のブランチに見えたなー。ザ・女優!基本ドレスだし(しかし今回、舞台上で衣装替えされてる時、スカートではなくてパンツ型だったと初めて気付いた。足入れるところが分かれてたのねー)、童子だったり娼婦だったり、リボンでヒゲで、基本妖怪…いや妖精(笑)な訳ですけど、今回ティンカーベルみたいな舞もあったしな!あー素敵だ!

いやー格好よかったなー。筒井さんのブログを見たら、なんでもご病気の後だったとか。当日会場で配布されていた『激しい季節』の見出し「舞踏歴37年 役者歴46年 それがどうした!!」の言葉をしみじみ読みました。怪物麿赤兒でも病気するんだなあ…いやそりゃそうだけど。まだまだ元気でいてください。

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■うわーこりゃ賭けだな
February 19, 2009『Note from Eric』
今回ジェーンズは初の(…)オリジナルメンバーでの再結成なのですが、これ迄の再結成には頑に参加していなかったエリックのコメント。
…要はトレント次第ってことかと。違う意味で楽しみになってきた…

■書いてるのは月曜日
オスカー、ミッキー・ロークにとってほしかった…と『The Wrestler』を観る前から言うか。いやでもショーンおめでとう。ショーンのミッキーへのコメントがよかったな。
ミッキーと言えばIndependent Spirit Awardsでの受賞コメントをYouTubeで見付けた。いぬ…このいぬの話しょっちゅうしてるよねえ……ほろり(泣)