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2008年11月13日(木)
のろのろ

■伊坂幸太郎まつり
実はのろのろ続いております。ようやく文庫になってるものは読み尽くした…か?
『アヒルと鴨のコインロッカー』が今のとこいちばん好き。『重力ピエロ』も好きだったが。
タブーを軽やかに書く方ですね。あと叶わなかった思いはどこに行くのかとか。ちょっと長塚くんと通じるところがあるなあ。
れいさんが伊坂作品について語っているテキストがあった筈…と日記を踏みまくっているので気味悪がられているかも知れない…自己申告しておきます(そして結局見付けられないでいる。検索機能が欲しい)

■そして今頃
『容疑者Xの献身』を読んでいる。石神役、映画では堤真一さんですが、テキストで読んだイメージだと斉藤暁さんが浮かびます

■これも今頃
『深紅』野沢尚
野沢さん、どうして死んじゃったのかな。亡くなる前年『ふたたびの恋』を舞台で観たけど、ウェルメイド過ぎるくらいウェルメイドで感想も書けないくらいだった。そこにヒントがあった訳もなく。あったのかも知れないけど見付けられず。むしろ『砦なき者』に芽のような危うさがあったような気もする

■読もうか迷っているもの
『理由』宮部みゆき
『深紅』と同じ実際の事件がモチーフになってるらしく。ところでこれ新潮文庫と朝日文庫があるけどなんか違うのん

■それにしても
『THE DIVER』を観た辺りから昭和の事件史サイトとか熱心に見てしまっている。何をやっているんだ

■そんで
TATiさんと会うといつも話が政治とか社会問題とかに行くんだが、今日は事件史について熱く語ってしまった…TATiさん年明けに東京を離れちゃうので寂しくなるなあ。これから猟奇話とか、誰とすればいいのか…いや勿論それだけじゃないけど!うわーん寂しいよー!

■いやべつに
猟奇が好きな訳じゃないですよ…そこで何が起こったのか知りたいだけの野次馬ですよ……

■あとは
『ホムンクルス』『リアル』の最新刊とか。
そして今頃『サイボーグ009』シリーズを読んでいるんだが、小学生の頃大好きだった柴田昌弘の『紅い牙』シリーズには『009』のエッセンスが沢山入ってたんだー!と気付いて併せて読みなおしたりしている。やっぱりサイボーグものの原点って009なの?これ以前にそういうマンガってあったの?
そして改めて柴田さんの画力とデザイン力はすごいと思った次第。大人になった今読んでも全然堪えうる。でも柴田さん、今はかなり絵柄が変わってしまったんだー(泣)手首に負担がかかりそうな絵だったので、あのタッチで描き続けるのはキツかったのかなあ。
今年春に無期休業宣言、今は大学の講師をされているけど、このまま引退しちゃうんだろうか