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2008年10月04日(土) ■ |
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RADIOHEAD JAPAN TOUR 2008(さいたま1日目) |
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RADIOHEAD JAPAN TOUR 2008@さいたまスーパーアリーナ
時間はゆったりと過ぎた。なのにあっと言う間に終わった。
エド側スタンド2列目と言うかなりいい眺めの席で観られた(ありがとー!)。こんなにまったりじっくりレディオを観るのも久し振り…と言うか、初めてか。
コリンのベースの音が人肌みたいに心地よくてあったかく聴こえたなー。ベースラインで涙が出た。なんかお風呂につかってるみたいに気持ちよかったわ…(疲れている)。リラックスして聴けたなあと思ってたんだけど、終わって立ち上がったら結構ふらふら。かなり集中して聴いていたらしい(弱っている)。そら涙腺も緩くなりますわなあ。
ライヴで観るとエドの仕事人っぷりがよく分かる。ニカ要素の強い楽曲がメインになりつつも、ギターのリフで進める曲にもあたたかみを感じるし、シェイカーやタンバリン等のパーカッション小物も多用していて、思ったよりもずっとアコースティックな印象がある。テクノロジーを使うのは結局人間なのだから、そこに体温があっても不思議はないな。
前日全アルバムをシャッフルで聴いてたんだけど、「あれ、レディオ以外のアルバム入れてたっけ?」と一瞬思ってしまう程1枚目の曲が浮く。すごくいい曲ばかりなんだよね、1枚目も。しかし今のバンドとはやはり別物なんだなあ。ライヴでは組み込みにくいだろう。でも、使ってる楽器は1枚目とさほど変わらない筈の2枚目の曲は、今セットリストに入っていても意外とすんなり馴染む。と言う訳で?2枚目時期の「Talk Show Host」をやってくれたのはすごい嬉しかった…。
それにしても『IN RAINBOWS』(全曲やった)の楽曲のライヴ映えすること。踊れる「15 Step」「Bodysnatchers」は勿論のこと、「All I Need」「Weird Fishes/Arpeggi」のようなゆったりした曲も緊張感が切れない。あーそうそう、「Nude」のコリンのベースでじわーと涙出たんだ。
もう随分長く同じメンバーでやっているけど、だんだん滅私と言うか、全員でひとつのバンドなんだなあ、と言うのが際立ってきてる感じがした。でも、メンバーの個性は前よりも今の方が全然はっきりしてるんだよなあ。不思議だ。
最後、ジョニーとエドでループかけたまま帰っちゃうんだけど、スタッフがふたり出てきて「せーのっ」でタイミング合わせて同時に音止めたのがよかった。スタッフもちゃんと余韻を残してくれる。ちょっとしたことだけど嬉しい気配りでした。
「Faust Arp」はトムとジョニーのギター漫談みたいになってて面白かったです。やりなおしたしね(笑)そしてエドがスタンドから見ても男前過ぎて目が潰れかけました。いやーなんつうの、あんまりにも格好いいと笑えてきますよ…あなたのその美貌は環境保全とか世界平和に役立ってるんではないのとすら思えてくる。コリンはフリーダムっぷりに磨きがかかっていた。フィルはやっぱうめーなあ。
そうそう、今回視界がよかったんでひっさびさにトムのあのダンスをじっくり見られましたが、あれだねートムの周りにはトムにしか見えないティンカーベルとかが飛び回ってて、トムはそれと戯れてんだよねと素で思ってしまう程に微笑ましかったです。ホントいいダンスするよね。そしてあんなに猫背なのに何故あんなに声がよく出るのか。そしてあの赤いパンツはベンズの頃に履いてたやつと同じやつですか。どうなんですか。
----- セットリスト
01. 15 Step 02. There There 03. The National Anthem 04. Lucky 05. All I Need 06. Nude 07. Where I End and You Begin 08. The Gloaming 09. Weird Fishes/Arpeggi 10. Videotape 11. Talk Show Host 12. Faust Arp 13. Jigsaw Falling Into Place 14. Idioteque 15. Climbing Up The Walls 16. Exit Music 17. Bodysnatchers
en01 18. House of Cards 19. Bangers & Mash 20. Paranoid Android 21. Dollars and Cents 22. Street Spirit
en02 23. Cymbal Rush 24. Reckoner 25. Everything In Its Right Place -----
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