I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
|
2008年06月25日(水) ■ |
|
ヘドウィグガラおぼえがきなど |
|
セットリストと収録アルバム紹介は21日付の日記に追加しておきました。
・わーいヘドやイツァークやトミーコスプレのひとがいっぱいいるよー。サンプラザ周辺からもうカオスに ・ソウルから来てたひとがいた!タクちゃんファンかな、ジョンを追っかけてきたのかな
・望月さんも参加出来てよかった。イツァーク3人にヘド2人、トミー1人 ・それにしても全員が美脚であった ・つうか望月さんはすごいええ子やなあ…なんていい子だ!うたもキュート! ・ジョンとハグしたり肩組んだりした時すっごい嬉しそうだったよ。よかったねえ
・ジョンが出てきたら客席はもう阿鼻叫喚。私の前にいたひとは泣き崩れておった ・それにしてもジョン……!あんなに出るとは唄うとは ・きゃしゃー!ちっちゃーい!かわいー! ・山本くんがヒール込みで190cmはあるデカヘドだから尚更その差が(笑) ・ジョン加齢ネタも満載「疲れた…休ませて……」「もうトシなんで」「ちょっと寝てくる……」「(腹が出てて)こどもが入ってるんだー順調に育ってるよ」 ・アンコール時に望月さんを肩車しようとしたが立ち上がれず崩折れたのにはウケた。だ、大丈夫ですか ・しかし歌はパワフル。ヘドがいるよ、ヘドが!中野に! ・「赤い靴」の日本語発音が完璧でビビる。しかも4番迄唄いきる ・最後にお寿司食べに行くーて言ってたけど行けたのかな(笑)
・で、そのスーパーモデルのようなプロポーションの山本くんはその体格を活かしくまグミを遠投遠投 ・あれ、当たったら結構痛いんじゃないか(笑)豆まきだったら鬼退治出来るで ・それにしても綺麗な身体だ。デカいホールだとまた映えるねー! ・進行MCも担当していたので、ヘドになったり素になったり(笑)「今日はどういうキャラで行けばいいかと」と戸惑ってたところも。それがまたライヴでよかったなあ
・ソムンさんはジョンを通訳したり、山本くんをうまくフォローしてたり、そして勿論歌はあれだし、もう大車輪の活躍でござった。ござったとか言いたくなる。なんつうかこうサムライの風格がありますね…韓国でサムライに当たるものって何だろう?いやもう男前で大変です ・てかソムンさんのヘドも観てみたいな
・中ちゃんの「Yes, I'm Your Angel」がすーげえよかった。声がー!振付がー!何もかもがー! ・あああー本当に綺麗な声だ。ハミングとかコーラスでそれが活きる活きる ・衣裳もいちいち似合ってて素敵!ピアノも格好よかった! ・そして中ちゃんのヘドも観てみたい
・山本くんがジョンと英語でコミュニケーションがとれるひとでよかった、英語歌詞で唄っててよかった ・ハイライトは「Wicked Little Town(Tommy ver.)」〜「Midnight Radio(Acoustic ver.)」 ・山本ヘドがジョンヘドの手でトミーになる。ジョンが山本くんの額に銀の十字を描き、その顔に触れて客席に向ける ・悲鳴にも似た大歓声があがった ・そしてトミーのギターでヘドが「Midnight Radio」を唄う ・舞台にマジックが宿る瞬間だった
・やっぱり皆本番に強いなー
-----
ちょっと話ズレるけど、昨年観た『転校生』についてのテキストを読む機会がありました。飴屋さん曰く「ラストシーンがあの形に決まったのは、初日客入れ1時間前」「出演者は皆緊張してた、泣き出す子もいた」と。このラストシーンはかなり段取りが細かくそして多く、タイム感を掴みにくい(と思われる)ものだった。しかしその出来映えは、客席からは完璧なもののように映った。出演者は高校生。初舞台の子もいた。緊張していろんなことを忘れたり、テンパッてしまいそうなのに。
「1時間あれば、この範囲の決定についてこようとする若い柔軟なスタッフたちがいた」 「演出家は始まったらもう、なーんにも出来ないからね 信じてることしか」
全員がプロフェッショナルであること。それとは別に集中力を必要な時、最大限に発揮出来ること。このとても繊細なふたつが噛み合った時、舞台は現実をも凌駕するマジックを生み出す。
プロフェッショナルが集まってひとつの作品を形にして、解散。これを繰り返すのがプロデュース公演だが、その中でも「作品を育てる」ことは出来る。限られた期間内でどこ迄育てられるか。そしてその育てる過程が、その日限りの舞台に載り、その日限りでも感動を呼ぶものであること。毎日少しずつ違う舞台。それでも作品の核は確実に伝わる。実はこれは可能なことだ。再演にも言える。
エンドレスツアーが最初から約束されている(このままずっと再演が繰り返されるのが確実、と言う具体的な意味ではないです。ヘドウィグとバンドが、ずっとトミーを追ってツアーを続けて行くと言うこと)この作品には、それが出来る。そして勿論、全く同じ再演など有り得ない。ジョンが加齢をネタにしても、どうしようもなくヘドであったように。
何度でも観ていきたい舞台です。いい作品に出会えて嬉しい。また会える日を楽しみに。
|
|