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2008年05月01日(木) ■ |
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SHEENA & THE ROKKETS『S&R HAPPY 30th ANNIVERSARY SPECIAL』 |
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SHEENA & THE ROKKETS『S&R HAPPY 30th ANNIVERSARY SPECIAL』@The Garden Hall
デビュー30周年、すごいー。ガーデンホールに2階席なんてあったっけと行ってみると、フロアの後ろ半分に雛壇置いて椅子席にしたものだった。父兄参観のような趣で観ましたよ…おそれおおい…お、お邪魔します……。段差があったのですごくよく見えた。いい席を有難うポンチさん!先行販売特典の1979年ライヴ音源CDも頂けました、わーい。
メトロも最近椅子席エリア作るようになったし、観客の年齢層を考慮して、今後こういうのって増えていくかもなあ。鮎川さんはこのライヴの翌日に還暦を迎えるとのこと、シェー!格好いい還暦だ。シーナもお召しかえ沢山、ジャンプスーツから超ミニのワンピ、どれもが似合って格好いい。途中ビーハイヴな髪型で出て来た時はエイミー・ワインハウスを思い出したり(笑)いんやー素敵だわー格好いいわー。しかしかなり声が出なくなっててちょっと心配。
30周年のお祝いで、さまざまなゲストがやってきます。2曲くらいずつ、入れ替わり立ち代わり参加して帰っていきます。「ぶっつけ」もあって、その場でキーを確認したりも(笑)ユキヒロさんとの「ユー・メイ・ドリーム」(うわーん!(涙))、細野さんとの「Pom Pom 蒸気」、チバくんと花田さんの「Do The Boogie」…カヴァーもオリジナルも、SONHOUSE時代の曲も入り乱れ、でもどれを聴いても鮎川さんのギターとシーナの声が加わるとハッピーになる。おえー格好いい。それにしても細野さんやユキヒロさんが出て来るステージで、クリス・モズデル作詞の曲……YMO世代には悶絶ものですわ。元メンバーの浅田さんや、内田裕也さんも出て来てすごいことになっていた。いやーすごいもんを観た……。
先日リリースされた新譜『JAPANIK』からのナンバーも満載。「ウィルコ・ジョンソンからe-mailでプレゼントしてもらった」曲や「これもe-mailで届いた、ユキヒロさんの曲」と鮎川さんが紹介したりして。そういえば鮎川さんてすごい早い段階からwebを上手く使っていたなあと思い出した。
「HAPPY HOUSE」や、現在日テレで大量に流れてる「Johnny B. Goode」、あと「My Way」がめためた格好よかった!そして待ってましたの「レモンティー」。アンコールは「(I Can't Get No) Satisfaction」!
それにしてもチバくんの借りて来たねこっぷりはすごいもんがあった。この中ではまだめちゃ若手、小僧だもんね…唄ってる時は堂々としたものでしたが、そうでない時はもうすみーっこでひとりぼっちで。アンコール前に、鮎川さんお誕生日おめでとう!と大きなギター型のケーキが贈られて(娘さんたちも登場)、それを隅に移動させて「Satisfaction」になだれこんだんですが、チバくんはそのケーキとともにすみーっこにいてニコニコしながら手拍子をしていた。そのうちますます後ろに下がって行き…最初渡邊さんたちがもっと真ん中に行きなさいよって引っ張ってくれたんだけど「いやっ!いやっ!」て感じですみっこに行っちゃってたのね。ケーキのろうそくの1本にまだ火がついてて、それをじんねり見つめたりしていた。最後の方でシーナが気付いて「こっちいらっしゃい!唄いなさい!」みたく真ん中に連れてってくれたんだけど、その時のぱあっとした嬉しそうな顔と言ったら(笑)よかったね。
最後にシーナがかすれた声で「死ぬまでロックを好きでいて」と言ったのが印象的でした。ロックって生まれてまだ50年くらいしか経ってないので、70代、80代のロッカーってどんなもんなのかってのはまだ誰も知らない訳です(真面目な話)。それはダンスものもそうだけど。70代、80代で轟音を鳴らしたりフロアでガンガン踊れたら素敵じゃないか。年長のひとたちのそういう姿を見てみたいし、それを格好いいとも思う。そのためには元気でいてね。
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