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2008年01月25日(金) ■ |
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『KAMACHOP』+トークショー |
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『KAMACHOP』+トークショー@シネマアートン下北沢
最終日と言うこともあり、飛び入りに次ぐ飛び入り、最終的にはゲストが10人!もうぎゅうぎゅうです。出演者にも愛されている作品なんだなあとしみじみ。この冬いちばんの寒さなのによくもまあこんなに集まりました…桐谷くんなんか自転車で来たって言ってたよ、それ寒い!寒いって!
えー本編については昨年8月の上映会の時に感想書きましたが、今回改めて観るとアングルとか伏線のひきかたをより楽しめました。ええ話です。大事と思えるひとがいるってのはいいですな。普段忘れてても、ふとした時に思い出せるってのも。
あ、あと九州人って電車のことを汽車って言うよ…そうそう!と思い出してニヤニヤした(笑)
で、上映後にトークショー。KAMACHOPのおふたりと松本監督、おーもりさん、エリ役の仲音映里さんがまず登壇。おーもりさんは来月から始まる舞台の稽古中と言うことで、随分喉に気を遣っているようでした。パーカーの上にフード付きブルゾン、ボウラーハット、マフラーぐるぐる、の黒づくめ。顔が殆ど見えねー(笑)座るともーマフラーに顔が埋まっています。途中暑くなったのかマフラーをとっていましたが、その後また巻きなおしてひたすら口を覆っていたので、かなり用心している様子でした。来月から長丁場ですからね。この時期の舞台で風邪ひいたらキッツいもんね…共演者に伝染っちゃっても大変だし。あ、あと結構頬がこけてた。ヒゲも伸ばしててますます麿さんに似てた(笑)しぼったのかやつれたのかわからん。
とは言え、ここに来る前に呑んできたそうで、トークはゆるゆるでした(笑)司会のピエールさんと言う方がすごいキョーレツなキャラで、それもあってもう何がなんだか…説明しづらい!トークショーと言うよりはもう最終日の打ち上げだったな…楽しかったー。
その後ほうかさんと桐谷くんの関西組が飛び入り。桐谷くんいちばん歳下なのによく拾ってた!話を拡げてた!そしてうまいとこツッコんでた!ええ子や…(笑)ほうかさんも呑んで来ててもう何を言ってるかわからない感じになってきたところ、RIOさんとベースの方が飛び入り、自分でアンプとマイクをセッティングして主題歌のライヴ、最後に見に来たと言う杉内くんを呼び込んでやんややんやでサイン入りポスタープレゼントじゃんけん大会をやっておひらきー。1時間近くやってたんじゃないだろうか。いやはや面白かった。
飛びまくりの話の中で印象に残ったことをおぼえがき。
・おーもりさんは役作りをガチッとかためない方がいいと判断して現場に入り、その場その場で監督の話を聞き乍ら撮っていった ・KAMACHOPたちは出演してほしい役者さんを事前に考えていて、その役者さんが今日この辺りに来るよーと言う情報をもとに待ち伏せして出演オファーをしていった(ほうかさん曰く「渋谷で張ってた」) ・CHOPくんはおーもりさんとのちゃんとした共演は2度目、あの『MSTRBTN』にも出ていたそうです(じゃあ実質的な共演は3度目?)。まじでー!ウチDVDあるからチェックしてみようかな
・ほうかさんはOKテイクが出たあとも、現場の隅で台詞を反芻して「あれでよかったのかな…」とひとりで悩んでいる。「もうワンテイクいい?」とは提案しない(笑) ・その他ほうかさんは豆知識をいろいろと…「新年明けましておめでとう」は間違い、この場合「新年」はいらない、とか ・と話した直後にピエールさんが「千秋楽の最終日」(だったかな)とか言って場内爆笑 ・ぐだぐだになるほうかさんを桐谷くんが「新橋(の呑み屋にいる)みたいになってきた」とツッコミ ・桐谷くんは1日で全部の出演シーンを撮ったそうです(!)場内驚愕、「おお〜」の声があがると桐谷くん「ありがとうございます〜」 ・本編観たひとにはこれはすごいことだと判る…カット数だけじゃなく、あの心境の変化の演技を1日で!……お、おつかれさまでした ・桐谷くんと波岡くんの漫才シーンは、漫才の内容もふたりで考えたとのこと(基本ラインは脚本にあったけど、随分膨らませたそうです)。リハの時間がなくて世田谷公園で小学生3人くらいに見物されて練習したとか
・おーもりさんが「ほうかさんや健太や、メジャー作品で共演したひとたちとまた自主映画の現場で会えるのは嬉しい」と言っていた ・他にもおーもりさんはノホホンとした佇まいでい乍ら映画と言うものを大事にしているなあと言う感じが言葉のはしばしに感じられましたな… ・「ここ迄こぎつけるのにスタッフは本当にがんばったんだなと思った、感心したし、尊敬する」とか言ってたし ・KAMACHOPは寅さん目標でこれから49作品作る!って話に「それは難しいんで、日本全国49箇所で上映するってのはどうかな?」と言ってみたり ・邦画バブルと言われているけど、単館の映画館は減る一方だし、興行収入が多いのはTVドラマのスピンオフ作品ばかりだったりする状況を考えると、この言葉にはハッとさせられました
で、ひとの縁ってのは大事だな〜と皆さん仰ってました。馴れ合いにはならない、でも大事に思える作品が上映されていれば、ゲストでないのに自転車飛ばして来ちゃったり、観客として会場に足を運んだり。そういうことで勇気付けられたりすることってあるんじゃないかな。いいもん観られてよかったです。
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