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2008年01月17日(木) ■ |
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mouse on the keys "sezession" tour 2008 |
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Machu Picchu INDUSTRIAS. presents mouse on the keys "sezession" tour 2008@Shibuya CLUB QUATTRO
昨年末、toeのレーベル・machu picchu industrias.から出たデビューミニアルバム『sezession』をたまたま試聴してすっごく気に入って、その時下北沢でやったライヴには行けなくて、やっと今回のレコ発ツアーで初見。ぎょえー満員じゃねえかー。こないだのBATTLESの時より視界がない!こんなに人気者だったのか…予備知識全くなしで行ったのでビックリした!
メンバーはDrs、KeyとPf、Synのふたりとのこと。DrsとKeyをひとりで?ライヴだとどうやるのか予想がつかなかったのでとにかく視界を確保したかったんだが、もーダメ!見えねえ!隙間隙間からちょーっと見えるくらい。映像も9分の1くらいしか見えてなかったな!(泣)
まーそんな中確認出来たのは、ライヴメンバーは4人で(Pfがもうひとりと映像担当のひともステージにいた)、2ホーン(Sax、Tp)とノイズ(多分ギター…そう何で音出してるかさえ見えませんでしたよ……)がサポートで出たり入ったり。Drs川崎さんのリーダーバンドだと言うのは判っていたので、川崎さんメインで観ることにする。まあそれでも隙間からですけどね…。メインで演奏していたのはDrs、Keyはベースラインを左手で弾き乍ら右手は叩きっぱなしとかそういう感じだった。とにかくDrsの音がデカい!むちゃデカい!スーツ姿とすごいギャップ(笑)見た目はクラブ寄りのピアノコンボな感じですが、むちゃうるさい!(笑)なんじゃこりゃー面白いやんけー!
アルバムだとうーんとここはループにしてる?と感じるようなフレーズの繰り返しで構成される曲が多かったので、もっと機材機材したライヴかなと思っていたんだけど、ピアノのフレーズは全部手弾きだった。これはおお裏切られた!とニヤニヤ。「最後の晩餐」の序盤はループだと思ってたんだけどなー、短いフレーズのトリル部分とか、すごい均質だったから。ライヴだとここらへんがいい感じにブレていて、ラフさも目立ち、だからこその面白さが出ていました。
レコーディングはグランドピアノでやったとのことなので、音の違いは歴然。まあこれはこれで。いつかグランドピアノでのライヴも聴いてみたいなあ。PAが大変かな。Drsデカいから(笑)いやそれがすごい異質で格好よかったんですけども。
アンコールでは「僕ら曲がないんで…アンコールあるだろうと思って、この2日で1曲作りました(笑)」と新曲を。ヴォーカル、リーディング(Saxのひとが担当)が入ったもので、アルバム収録曲とはタイプの違ったセッションものと言う感じ。しかし実際にセッションで作ったかは判らない。川崎さんがLogicで作りこんだものを生演奏に置き換える曲作りをするそうなので。
とりあえずどっちがどの音出してたのかが分かったのは嬉しかったです…ライヴ、これからもマメに観てみよう。どうでもいいけどノータイで細身黒スーツのふたり組って、なんだかラーメンズのヴィジュアルを思い出しましたよ…。
サポートのkowloon、toeもよかったです。今回観たバンド皆Drsのチューニングもタイプも違ってて面白かった。
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