I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2006年07月02日(日) ■ |
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ハシゴ |
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『花よりもなほ』@丸の内ピカデリー2
やー、よかったー。珍しく是枝さんが脚本も書いているよ。
許すと言うのとは違うけど、「糞を餅に変える」ことって出来るのよ。
と思えるようになる迄には、自分の力も必要だけど、周りのひとの何げない言葉や行動から喚起されることもある。それが意識的なものじゃなくても。
誰も悪くない、と思うのは難しい。そんなことは有り得ない。でも生きていかなきゃなんない。是枝さんはいつもそこに向かい合っている。
役者よかった、美術よかった、衣裳よかった。今回は足の画が印象的でした。『誰も知らない』では手だったね。
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BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2006@STUDIO COAST
初めてブンブンのライヴ観た時のこととか、真夜中のリキッドとか、PHOTONツアーのどロウのAXライヴとか、走馬灯のように思い出されて涙ぐんでしまいましたよ(バカ)よかったね、よかったね。
2階席後ろから観ました、オーシャンビュー。ステージアートの全景が観られてこりゃよかった、うねる観客も壮観。本当にうねってた。一瞬、ほんの一瞬、形を持たない音楽の姿が見えたような気がした。天井高いスタジオコーストに合ってたな、音も合ってた、ブンブンとは相性のいい音響だ。
まーしかしすごいことになってましたなあ、フロア。
セットリスト(暫定) ----- 01. KICK IT OUT 02. GIRL 03. GENERATOR 04. MOMENT I COUNT 05. DIG THE NEW BREED 06. DIVE FOR YOU 07. PLAY 08. LOADED 09. PILL 10. FOGBOUND --- en01. RISE AND FALL en02. GHOST AND SHELL --- en02. DRESS LIKE AN ANGEL -----
・川島さんがもう限界ギリギリの喉だったようで、が、がんばれー!と思った ・DIGはまた改訂されてた、でもあのリフは健在 ・FOGもまた足されてた
・音数少ない箇所もきちんと分厚く聴こえるようになってた ・空間がスカスカしなくなった ・初日に聴いた時にはちょっと緩かったパーツの繋ぎがガチッとハマった感じがしたな
・フェンス調の骨組みにLEDを配して映像を見せたり、そのフェンスの裏側から照明をあてたりするのは、NINのWITH_TEETHツアー・ステージアートの影響があるかな? ・最後にどーんとバンド名映したりとか ・音と相俟って圧倒的なシーンが多々ありました ・強度、と言う点に関してはそらもう凄まじかったです ・うあーこれはソフト化してほしいな。今度出るフジDVDも楽しみだけど、この日のライヴも映像として残してほしいなあ
・と言いつつも ・映像と照明で逆光になってる中、FOGアウトロで前に出てきた中野くんが ・七分丈のパンツ、半袖のシャツ、湿気で膨れ上がった(?)ゆるいウェーブの髪と言う出で立ちのシルエットでして ・まるで「おら初めて海を見ただー!」と恐る恐る浜辺に歩み寄るこどものように見えて ・大爆笑 ・ご、ごめん……… ・ほらしかも手ぶらだから。ゆらゆら〜って ・びょんびょん跳ばなくなったよね。ゆら〜、ぬら〜って動きが増えたよね… ・それもまたよし。いつも妖怪とか言ってすみません、これも愛情ですヨ!
・ヘイチンが途中我慢しきれなくなって(笑)フロアに降りてった ・中野くん側後ろのエリアはガンガン踊れたそうですよ ・前はエラいことになってたからなあ
強度…強度。この方向で行くのかな。体力も精神力もいる。どこ迄続けられるかな。それでもLOADED後半の、ふわりとした甘さ(ヌルいと言う意味ではない)にグッと来たりもした。
うー、いいライヴだった。次はフェスだ。
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