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2006年03月03日(金)
『ひな祭だ!塚本だ!』

『ひな祭だ!塚本だ!「HAZE」公開記念プレミアムオールナイト』@シネマライズBF

『HAZE ―ORIGINAL LONG VERSION』『普通サイズの怪人』『電柱小僧の冒険』『東京フィスト』『バレット・バレエ』。『HAZE』以外は何度も観ているものばかりなので、まったりだら〜っと寝乍ら観よ〜うなんて思っていたのに、全編ものっそい真剣に観てしまった…首ガチガチだ…。

あー大好きだー!(叫ぶ)

『HAZE』はまたライズXでも観るので、その後でちゃんと感想書こうかな。しかし書けるかな…(苦笑)えーとね、せまーい!キャー!くらーい!キャー!歯ぁガリガリガリー!ギャー!い゛た゛た゛た゛た゛た゛!!!!!みずー!ちっそくー!!!ごぼごぼごぼー!!!ギャー!でもいい話や…空って綺麗ね…て映画です。

あー大好きだー!(復唱)

途中でYMO+SETの「くらい…せまい…」てのを思い出した(大笑)ユキヒロさんが閉所恐怖症のネタ。

あ、そうそうだから閉所苦手なひとはしんどいかも!でも窒息大好きなひとは楽しいかも!M寄りのひとにはたまらん映画ではないですかね(笑)

『HAZE』後に藤井かほりさんと塚本監督のティーチイン。進行の川原助監が何それどっから来たの、と言うような格好で、監督もいつにも増して弱が入っていたので、あれ?と思ったらクランクインしたての『悪夢探偵』現場から直行だったとのこと。殆ど寝てない日が続いているそうで、かなりヘロヘロでした。しかし質問にはキッチリ答えていて面白かった。『HAZE』はDV撮影で、その利点についての話が興味深かったです。演出もそれによって変化するところがあり、今後有効に活かせそうとのことでした。

藤井さんは着物で登場。うあーうつくしいー。撮影状況は過酷そうでしたが(ありゃ体力的にキツいって)、楽しい現場だったとのこと。よかったよかった。その後『東京フィスト』観て、あまりの変わってなさっぷりに改めて驚愕。10年くらい前の作品なのに!ステキだー。声も好きー。

ティーチインで監督が「僕の作品はファンタジーだから」と仰っていて、自分の中でストンと落ちたところがありました。以前『バレット・バレエ』を「ありゃおっさんが少女とこういうふうになりたーいって妄想を撮ったようなもんじゃん!」とからかわれてしょんぼりしたことがあったんだけど(自分が撮った訳でもないのに(笑))、今回「いや、その妄想は観る価値があるね!」とハッキリ思えたのがよかったです。

ストーリー的にはツッコミどころ満載だし、血は水芸だし(笑)殴られて腫れた部分はタコ焼きくっつけたみたいだけど、そのファンタジーには痛みがあるし、ファンタジーだからこそ建て前がない。妄想では猫かぶれないからな。リアルが焼き付いていたりするのです。

そしてやっぱり画ヅラ。複数の作品を続けて観ると、影の映り込みやアングル、空の色や撮り方に共通点が多々見付かる。あと音の録り方。肌を指でとんとん叩く音が妙に大きかったり、タンギングの音がしっかり入っている。で、編集。音と画面のハマりっぷり。

こういうとこを好きになっちゃうともーどうしようもないね!

あー大好きだー!(三唱)

もう寝ます。

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ライズに置いてあった『ウォーク・ザ・ライン』『ラストデイズ』のフライヤー両方におーもりくんのコメントが載っていた。やっぱ『ラストデイズ』はな…観たらいろいろ考えちゃうだろな…。正直言って観るの怖い。でも観るだろな。

どうでもいいがさっき髪切りに行って、髪乾かしてくれたおにーさん(初対面)と映画の話になったら「『ラストデイズ』観たいっすね、コートニーもデイヴもクリスも本物が出てボコボコのケンカすれば面白かったのに」とか言い出して狼狽した。この店に私がニルヴァーナ好きだって知ってるひとはいない筈だぞ!別にロックな格好(笑)もしてなかったぞ!

怖い!

そんで「フェスには仕事がら土日休めないんで行けなくて〜」としょんぼりしていた。でへへ私行くよ〜とは言えまへんでした。