初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2006年01月05日(木)
バラッと小ネタ

年末年始いろいろの続きとまとめ(まとまってない)。

■『KURT COBAIN ―ALL APOLOGIES』
やっぱりまとまらん…(おい)。多分ずーっと考えて行くんだろうなーと思った。
しかし『LIVE FOREVER』みたいに制作者の意図と言うか導き方が見え見えでどんよりとなることはなかった…いい意味で投げっぱなし。とっちらかってはいるけど嫌な感じはしなかった。UKのプロモーターおふたりの思い出話が良かったな。
カートのおじいちゃん初めて見た。改めて「あーカートってホントに若くして死んじゃったんだな」と思った。おじいちゃん、まだ結構若々しいんだもん…。
あ、あと選曲が印象的でした。キャッシュ版の「HURT」とかレッドベリーの「WHERE DID YOU SLEEP LAST NIGHT」とか。
字幕監修とライナーが鈴木喜之さんです

■『シェークスピア紀行 蜷川幸雄ヨーロッパ旅』
鈴木杏ちゃんをお供に蜷川さんがヨーロッパ旅行。ギャラリーが沢山いるヴェローナのバルコニーで、杏ちゃんにジュリエットの台詞を語らせる蜷川さん…それは羞恥プレイだろう(笑)
再現されたグローブ座、早稲田演劇博物館で観た模型まんまだった。野外で、太陽光が地明かりになるって言う。初期の歌舞伎座も同じような構造で、当時が偲ばれて面白いなーと思ったんでした。
今年の蜷川さん、いろいろやらかしそうなんで楽しみです。いつもやらかしている!いつも疾走している!元気で!
それにしてもイギリスの劇場て1列がすんごい長いねー。途中入場とか退場、許されなさそう。まあそれはマナーとして当然なんですが、非常時に困りそう。鑑賞中に具合悪くなっちゃったひととか大変そう…と余計なところが気になりました(苦笑)

■なんつってたら
出た。
『エレンディラ』
演出:蜷川幸雄
原作:ガルシア・マルケス
音楽:マイケル・ナイマン
出演:中川晃教 他
ぎょー!!!!!ちょっとはよ詳細出してくれ!!!!!

■『プレイフルキッチン ―ホームパーティレシピブック』森田美樹、BOB FOUNDATION
気軽なホームパーティの開き方と、出す料理のレシピ。招待の仕方やその場で流すBGM例等(笑)かわいらしい本です。
レシピがこれまた簡単!大体4〜5の手順です。なのに結構手が混んでいるように見える!手順少ないのがいいよね〜と上沢さん@art cocoonも仰ってました(笑)
ボブファンデーションのおふたりがアートディレクション。写真のぼやっとしたところも鉛筆タッチのカットもかわいい!サイズも、料理しながら片手で持てる丁度良さ

■『不倫と南米』吉本ばなな
火葬と土葬は風土からの慣習だよなあ。砂漠が清潔に見えるのは、砂が死体も何もかも覆い隠してしまうからだ。砂をちょっと払うといろんな熱が姿を見せる。大概のひとは「ここで死にたい」と思った場所では死ねないだろうから、せめていつ死んでもいいようにしときたいなあ。これって前向きな意味で。
内容と関係なさそーですが、そういうことを考えました。いいタイミングで読んだ。有難うございます。
話の内容をうまい具合視覚化する写真と挿画、そのページ構成も絶妙で面白かったです。そう、写真もいいのよMIOさん!(また名指し)ガエルくんがひょこっと顔出しそうよ!(笑)

■DIRECTORS LABEL
セドナウィ巻観終わったー。好きなクリップ多いのですが、いい意味で一貫性がないと言うか…匿名性がすんごく強い。エフェクトもその時代時代の流行りがどん!と入っているので、作品によっては古い…と感じてしまうのもある。しかしそういうのは5〜6年前のものに感じることだから、10年経ったらひとまわり、と言う感じでまた新鮮に見えてくるかも。
あとはボーナス巻のみだー

■マヌルネコ
l00lさんがブログで紹介してくれました!(リンク張らせてください!と事後承諾(すみません))かわいいでしょかわいいでしょ!たまらないでしょ!もっと広まるといい!いやーもう最高ですよマヌルネコと言い続けてきてもう何年だ。ホントかわいいのよ!頭がたいらなとことか目つきの悪さとかもう最高。名前も何だか間が抜けてて最高。
奈良美智さんの絵に出てきそうと言われてて、あああ!となった。ホントホント!何か妖怪っぽいしー。あーかわいいー。
上野動物園の小獣館てとこにいるので、『ゲルマニウムの夜』を観に行ったひとは映画帰りに是非観てってくださいよ!ホントたまらんから!

■そういえばー
平間さんとこのミーちゃんカレンダー買ったんだけど、姉妹品で『ミーちゃんと仲間たち』ってのもあって、松尾さんとこのオロチが載ってます。妻子さんも登場してます

■あ、それと
『SHOW-OFF』21号発行されてますが、おーもりくんの『段差』は休載です。どうした!
しかしみうらじゅんさんの巻頭インタヴューがすごい面白いです