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2005年08月05日(金) ■ |
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BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005 2日目 |
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BILLY CORGAN JAPAN TOUR 2005@SHIBUYA-AX
2日目は客の入りもよく、メンバーも1日目を終えてリラックス出来たのか、終始和気あいあいとしたライヴになりました。こっちも散々泣いてスッキリしたのか(笑)ニコニコして観た。
とは言えいろいろあったんで、メモを見乍ら思い出していきましょうかね。
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■「TODAY」ワンフレーズ弾いた はい、弾きました。名古屋でもやったと伝わってきてたんで、ひょっとするとひょっとするかな、と思ってはいたんだけど、やっぱり嬉しいもんですな…。セットリストがまだ見つからないので曲名が判らないんだけど、メタル調の曲(カヴァーかな)の間奏でちょろっとあのイントロのリフを。ドワッ!と歓声。周囲の数人(自分含)が全く同じ反応だったのが笑えた。目を大きく見開いて、うお!とかおわあ!とか言った口を手でおさえて、のけぞるって言う(笑)斜め前の男のコは、隣の友達らしきコと全く同じそのポーズで、顔を見合わせて固まっていた。
■今度は“スマパン(ホントにこう言った)”で日本に帰ってくるよと言った 言いやがりましたよ…その前に「今回のツアーはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドと日本なんだけど、日本のオーディエンスは本当に素晴らしい」みたいなことを言って、thank youを連発していた。昨日よりよく喋る。そして「次はいつ来るの?って訊かれるんだけど…今度はsma-panで」と言った。大歓声。ビリーは左手でガッツポーズをした。
■レイコちゃんと手を繋いで1曲唄った アンコール後も名残惜しそうにステージ袖をうろうろしていたビリーが、しゃがみ込んでフロアのファンと話し込んでいる。何何?何やってんの?プレゼントでも渡しているコがいるのかな?と思っていたら、ビリーがひとりの女の子をステージに引っ張りあげてしまった。女の子はひや〜ってなっていたようだったけど、結構落ち着いている。ビリーに名前は?どこから来たの?何で来たの?と訊かれてレイコ、カワサキ、モーターサイクル、と答えた。ふわっとしたスカート姿でバッグを持った、フロア前線にいるにはちょっと珍しい(今回のライヴは落ち着いて観られる内容だったしね)かわいらしいお嬢さん。流石ビリーは見る目があるね(笑) ビリーはレイコちゃんとハグ、握手をして、その手を握ったまま「君の為に1曲唄うよ」とアカペラで「STRAYZ」(だったかな…メロディはそうだった気がするんだけど、即興かも)を唄った。こういうことをすいっとやれちゃうとこがこのひとらしいなあ。 で、面白かったのが客の反応。こういう状況だと「キーッ!何よあの女!」みたいなこと言うひといそうなもんだけど、皆見る目が暖かい。レイコちゃんがきちんと英語で受け答えしているのを見て「おお〜」「すごいねえ」、終わった後も「よかったねえ」「あのコは一生の思い出になるわねえ」とか言ってんの(笑)レイコちゃんがいいキャラだったからってのもあるだろうけど、なんつーかもうあれだね、ビリーは孫枠だね…。 しかし唄った後ビリ公はそのまま手を振って帰ってしまい、レイコちゃんは放置プレイに(笑)。恥ずかしそうにステージから降りてました。ちゃんとフロアに送り届けてあげてよ!この孫枠!
■川崎に野球チームがある(あった)と何故知ってるんだろう レイコちゃんが川崎から来たと言うのを受けて、ビリーが「ああ、カワサキには野球チームがあるよねー」。ロッテのことですか。ロッテは今は千葉なんです…。レイコちゃんが「ノーノー、フットボールチームならありますよ」と答えて「え、そうなの?」。誰かロッテは引っ越したって言ってやって! チッタでライヴしたこともあるから、その時に知ったのかな。確かにその頃ロッテは川崎だったと思われ。
■ベルトしてなかったのかな やたらパンツを引っ張りあげていたんで。パンツ(アンダーの方な)も時々見えてましたよー(笑)ホント痩せたね! そうそう今回の衣裳かわいかったー。風貌があんななのでゴシックも似合うけど、こういうカジュアルなものも似合う。
■後ろで観たら映像がよくわかった アルバムのジャケット画像とかも映してたんだー。炎のビットマップかわいかった。音とちゃんとシンクロしてた。今思えば照明って地明かりだけだったかな?殆どが映像の光だったような。逆光状態なので、メンバーを集中して観るのは難しかった。目がチカチカしちゃうんだ(笑)。演出としては面白かった。1日目と2日目でセットリストが違ったので、“左手”の画像は1日目だけだったようだ。何の曲の時だったかなあ。 最後「BYE-BYE!」って文字が出たのもかわいかったな。
■メンバー紹介をした 日本ツアー最終日だったからかな。futurist drummer=マット、noise maker=(ごめん名前失念)、リンダは何だったっけな…。紹介をした後、ひとりひとりをステージ前に立たせて、オーディエンスをバックに記念撮影。メンバー皆写真撮りまくってました。この時ビリーが「写すよ〜身だしなみはいい?」とか言ってて。そういやスマパン最後のツアーの時も、「これサイトに載せるから皆身繕いして綺麗に写って!」とか言って写真撮ってたなあ。 そんな記念撮影好きのビリー、自分が写して貰う時は、ない髪を整えるふりをして笑いをとっていた。「僕の美しい頭がどうのこうの」って言ってたりもした(笑)
■ダイムバッグ・ダレルの話をした、ヘビメタさん 終盤持ったギター(フライングVの変形みたいなの)がダレルモデルだったんだって。で、ヘヴィメタル好き?とか訊いてぎゅいぎゅいやってた。
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メルボルン公演で、スマパンの曲を求めるオーディエンスに「今を生きることが出来ないのか?なぜ過去を生きなければいけないんだ?」と叫んだビリー。でも、ジャパンツアーでは「TODAY」を弾いた。この矛盾がビリーだなあと思う。でも、いい曲はいつ迄たってもいい曲だ。バンド名や聴衆に縛られなくてもいいよ、やりたい時にやればいいよ。聴けたら嬉しいよ。
「今を生きることが出来ないのか?」。ビリーはスマパンを前向きなものにしようとしている(と言ってもやはり要領が悪いんだよね…(苦笑)ソロのリリース日に前のバンドの再結成宣言したら、ファンも混乱するっちゅうねん)。新曲を作るつもりかも知れない、リリースやツアーも考えているんだろう。今の期待と不安は6:4くらい。これが7:3に、8:2になることを願いながら、しばらく待ってみようと思います。素敵なソロツアーでした。
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