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2005年07月24日(日) ■ |
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『LAST SHOW』楽日+α |
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『LAST SHOW』@PARCO劇場
えーまだ大阪公演もありますのでネタバレになりそうなところは反転にしておきます。
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■前日の地震のこともありちょっと怖かったなあ。なにごともなく終わりましたが。しかし「地震がきたらひとたまりもない」ってな台詞があって、これを聞いた時にはドキッとした。同じ言葉なのに、その日の環境によって印象が変わる。他人事じゃないんだよなあ…
■ここがまた“現場に居合わせ感”を思い知らされるところ
■情報量は多い。でも散漫にならない。問題提起もある。でも投げっぱなしにはならない。皆言いたいことを言う。でもそれに対するしっぺがえしが皆にある
■嫌悪感は勿論あるんだけど、根拠があるだけに拒否出来ない。「お前ら俺とおふくろの何を知ってんだよ!」と言うことだ
■セット(マンションの一室、の後ろ部分)が作中に出て来るある施設を象徴的に表したものなんだけど、これがラストの暗転で視界がなくなる寸前、原発のシルエットに見えた。これもゾッとした。隙がないよこの舞台…
■やまこさんが指摘していたけど、中島だけでなく琢哉ももう死んじゃってるかもねって。やはり中島が鍵だなあ。彼の言動で、終盤の荒唐無稽さがすんなり受け入れられてしまう。うーん、構造もすごくよく出来てる…
■ほんっとキャストがドンピシャだったよな…当て書きの部分もあるだろうけど、あんな言動でもちょっとチャーミングに見えてしまう古田さんとか。筋の通ったことを言っているようで実は頼り無く、周囲に理解がありそうで実は狭量の北村くん(あわわ、北村くんがそうと言う訳では!しかしちゃんとそう見えるからね…)、憎い憎い!酷い酷い!勝手勝手!でも最後ああ言われちゃあ…の風間さん。あとやっぱり永作さんが素晴らしく!妖精みたいで、小動物みたいで、とても強い。沢山傷付けられる。でも凛としている
■カーテンコールでは長塚くんも出てきました。いい笑顔
■あ、あとおーもりくんがいらしてたそうですよ。どう思ったかな?
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以下反転しませんが、一切のネタバレが嫌なひとはご注意ください。
帰りは焼肉食ベ放題に行って(一種の自虐プレイですな…)いかに中島がいい男かと言うのをアツく語る。「『ごめんねメイクさんとか呼べなくて』がツボ!」「さりげに気遣い!」「最後の、TV消すとこも優しさだよ〜ツボだよ〜」「『同僚の奥さん抱けませんって!』って固辞するとこなんかステキすぎる!」「メガネメガネ!」(笑)
で、こんな格好いい役を、にゃきゃやまさんがやってるとこがいいんだよね…やっぱにゃきゃやまさんはいい男だよ…この際騙されてもいいよ…とかアホな話題で盛り上がりました。で、長塚くんはほんっと隙がないししっかりさんだけど、何でにゃきゃやまさんとか伊達くんとかユルいコらと(失礼)阿佐スパやってけるんだろうねと言う話になり、いやだからこそバランスがとれてるんだろうねと落ち着きました、ははははは。
あとにゃきゃやまさんには池田ナルシー的なものを感じると言う話をしました。いくつもの劇団やらユニットの創立メンバーに名を連ねて、好きなだけやっていなくなっちゃうところとかね(笑)
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■ROSSO とりあえずは良かった…うーん今回は踊らされましたな。 しかし今回のことで、ブログって利用者によっては何にでもなるなあと。本当だったら「こんなひとが働いてる業界ってほんっと信用出来ん…」ってなるし、嘘だったら「よくもまあこんな妄想を言いふらせたもんだ」ってなるし。いろいろ考えさせられましたよ…。 どっちにしろ暫定だ。今夏のフェス、不動でいけるかどうか。しばらくは心配しながら様子を見ていくことになりそうだな
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