I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2005年06月29日(水) ■ |
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音ネタ |
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■あとふたり Drum roll, please: Chamberlin says he's back with Pumpkins ジミー・チェンバレンも再結成に賛成 おしおしおし!音に関してはビリーとジミーがいれば何の問題もないんだけど〜(あわわわわ)でもスマパンつーたらイハとダーシーも、ね…
■『THE FUTURE EMBRACE』BILLY CORGAN スマパン再結成の話で盛り上がってますが、ソロもいいのです。 ニューウェイヴっ子魂とメタルっ子魂に美しい詩を乗せて炸裂したのがスマパン=ビリーだと思っていますが、今作はそのニューウェイヴっ子っぷりが前面に出ています。NW期のボウイとかジョイディヴィジョン〜ニューオーダーが好きなひとはうう〜と身をよじるのでは(笑)シンセの音がデカく、エコー効いてて、ヴォーカルトラックが奥〜に入ってる感じ。 本人による全曲解説がついていますが、「スマパンぽい曲なんで気に入らなくて…」ってな事を言っていて、意識的に作曲・アレンジした感が強いです。まあそんな肩肘張らんでも…とは思うものの、このひとの職人的な面を見られたのは嬉しかったかな。長く聴いていく作品になりそう。 それにしても美しいアルバムです。そうだよねえ、「今日が人生最高の日」って唄ってたひとが「未来は今日より絶対いい日になるって信じる」って言うようになったってのはかなり大きなことだ。ビリーのこれからを楽しみにしてるよ!
■『東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録・歴史編』菊地 成孔、大谷 能生 昨年度に東京大学教養学部で開講された『十二音平均率→バークリー・メソッド→MIDIを経由する近・現代商業音楽史』の講義録。学生よりもモグラの方が多かったってあれです(笑) 『憂鬱と官能を教えた学校 ―バークリー・メソッドによって俯瞰される20世紀商業音楽史』の続編とも言えるものですが、実技がない分読みやすい。また脱線話も面白いんだよねー。 いちばん感銘を受けたのは、「(話しててあんまり楽しくない年代もあるけど)でも歴史の授業だからキチンとやるよ!」ってとこ。後書き対談でも話していますが、「ジャズの歴史的見通しも更新されてないし、実学的な側面からもまとめがないし(中略)ただの印象だけで良いとか悪いとか言ってるような批評しかなくて」「フリージャズが好きなひとは戦前のスウィング・ジャズを全く知らないとか、ジャズ・ギターの練習している人はその手のレコードしか聴かないとか、あらゆる所に断絶がある」「ジャズについて語る時はダンスの話はしなくちゃいけない。とか、ブルースについてもきっちりせにゃならん」。 確かに個人的嗜好や印象で「これ好き、これ嫌い」って言うのは簡単で、そういうレヴューがWebを始め巷に溢れていて、自分もそういう書き方をしてしまいがちだけど、その根拠を探る作業はやっていった方がいいと思うし、知識はないよりあった方がいいなあと。反省反省、精進します。 同じようなことはロックやテクノにも言えると思います。デトロイトテクノが生まれた経緯とか、きちんと検証していくとすごく面白いと思う
■『情熱大陸』予告編 ここで観られまっす。いいカオしてんなー菊地さん。クアトロではこんな表情だったのね。 しかしこのクアトロ、客の声すごい入ってんなー(笑)
■長新太さん死去 絵本沢山読んだよ。『ごろごろ にゃーん』とか。続編が来年出るそうで、原稿を渡して校正もツメておられたそうです。楽しみにしてます、安らかにお休みください
■なんじゃこりゃー こ、洪水!?今年のグラストン、大変だったみたいだ…。数年前ナミさんが行った時も雨で会場ドロドロだったそうで。時期が悪いのか? フジの天気はどうなるかなあ
■改めて聞くとビックリする シャラポワと田中哲司さんて身長同じなんだ…182cm。ヒー!
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