初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2004年09月30日(木)
恒例鎌倉ですよ+『ハシモトシノブ人』

わーい鎌倉だー。そういう時に限って雨なのねー。

ここんとこ稲村ケ崎からのぼっていくコースが続いたので、今回は鎌倉ド真ん中(当社比)コース。結構な雨の中、報国寺→杉本寺→寶戒寺→鶴岡八幡宮→銭洗弁天をまわりました。帰って靴脱いだら風呂あがりの時みたいに足の裏がふにゃふにゃになっていた。

しばらく行ってなかった報国寺前の釜めし屋さんに行こーと言ってて、雨の中30分近く歩いて(鎌倉は歩くのが楽しいのでバスには乗らない主義)やっと着いたら月曜定休だった…ノー!!お寺の入口近くにある喫茶店へ。いいんだここもずっと気になっていたところだったし…雨の中延々歩いたので手が冷たくなっている。寒いよ!グラタン食べた。あったかい!魚介類沢山!うまー!サービスでちっちゃなグラスワインを付けてくれました。いいとこだ。天気のいい日は店の前にりすが来るそうで、写真が飾ってあった。かわいー。

■報国寺
久々!竹寺とも言われていて、ちょっとした竹林があるとこです。夏に行くと涼し気だけど、今日は寒い(笑)切り通しの底みたいなとこにある。地滑り起こしたら一緒に埋まるわ…と思いつつ、ここでの目玉・抹茶と落雁をいただく。以前は茶屋で直接お勘定だったのが、今は拝観料と一緒に入場前に払う仕組みになっていた。

■杉本寺
山の上。まっすぐなが〜く伸びている階段は壮観、上る気が失せそうになるが上る(笑)苔むす階段を延々上ります、ぜひゃー。上の段は老朽化している(角が丸くなっているし、段がゆるんで下向きになっている)上に苔で滑りやすくなっているため使用禁止になっていて、横にある別の階段で上ります。除夜の鐘で結構有名なところだけど、そんなにひと入れないよってなくらいちっちゃな庭。鐘をうつひとは階段に並ぶのかな。絶対毎年何人かが階段を転げ落ちているに違いない。

■寶戒寺
ここも久々。学生時代、北条家ファン(笑)の友人によく連れて行かれてました。ここはサービス(と言っていいのか?)よくて、畳敷きの本堂にあがれるんですねー。ごろごろしてもいいのです。実際にごろごろしているひとは見たことないけど(笑)靴を脱いであがるので、結構皆長時間まったりしている。あとここ芳名帳が面白い(と言っていいのか)んだよね…。読んでいたら「庭にりすがいた」との書き込み。今日来たひとだ。雨の中にいるのか!としばらく庭を睨んでいたが見付けられず。名物の萩も殆ど散っていて残念!しかし雨のお堂ってのはいいですなあ。落ち着きます。

そういえば、拝観料が軒並み値上がりしていたような。¥200のところが殆どでした。寶戒寺は¥100。しかし寶戒寺は改修工事をやっている最中でごめんねご理解とご協力を〜寄付くれたら嬉しいな、と看板に書いてあった。拝観料上げればいいのに(笑)

■鶴岡八幡宮
この前来た時やっていた工事が終わって綺麗になっていた。ここもりすが沢山いるんだけど今日は全く見付からず。うー。キティちゃんお守りがあってビビる。タイアップ?

■銭洗弁天
道程が過酷です。坂、坂、坂!そして今日は雨。途中にある、横溝正史の小説に出てきそうなトンネルが怖い。そして暗い。日没前迄には出たいので必死で歩く。もはや探検。ここもりすやねこが沢山いるとこなんだけど皆不在。雨だからか…うー。

前回とてもうまーい!冷たいトマトのスープ(透明)を出してくれたハヤシライスが自慢の店にまた行った。この日のスープはねぎとアスパラ。粗びきの具がうまー!未だに看板料理のハヤシライスを食べていない(笑)

神社仏閣が沢山のイメージが強いけど、教会もかなりあります。おお〜これはまるで宗教のスクランブル交差点だあー(古舘伊知郎風)建物を見てまわるのもいと楽し。

****************

■古舘さんと言えば
これ面白かった…
『ハシモトシノブ人 ―言語思考回路の車線変更』古舘伊知郎
トーキングブルースで散々ネタにされていた、古館さんの友人・橋本忍氏の名(迷)言集。読んでるとどれが正しい言葉だったかわからなくなる。例をあげてみると、
+++++
「人がしゃべっているときに、合いの手はさむなよ」
「もう、うま過ぎてアゴが落ちる」
「大丈夫、あとの祭りはちゃんと俺がやるから」
+++++
ひー助けてくれー。本来の意味がわからなくなる!電車の中で読むとニヤニヤしちゃってもうツラい!家で読むのをオススメします。ことあるごとに頁を開けば心は安らぎ頭の体操に。親切にもその言葉の正しい使い方と解説がついています。例えば
+++++
鹿沼のゴルフ場で鷲の一刀彫を見て
「あったよな、鹿の熊の薫製」
まず、鹿沼で「鹿」、一刀彫の印象が木彫りの熊にいき、熊は鮭をくわえているので、スモークサーモンへとイメージは広がり、はく製と薫製がないまぜになって、簡潔に出てきた言葉。
+++++
こうやって補足した上で理解してくれるひとが周りにいる限り、ハシモト氏は正しい言葉を覚えられないままなのでは…面白いからいいのだろうか(笑)