I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2003年07月25日(金) ■ |
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涙なしには |
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片足のくまが大層気になったので(19日の日記参照)、『チェコアニメの巨匠たち』を買ってみた。載ってる載ってる『僕の友達はチクタクいう』。あらすじはこんなんでした。
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クリスマスの晩に、ゴミ捨て場に捨てられた壊れた目覚まし時計とくまの人形が出会う。もう「チクタクいわない」目覚ましは自殺しようとするが、くまは足代わりの木の枝を見せ、踊って励ます。それでも元気のない目覚ましのために、くまはゴミ捨て場のゴミを拾って、クリスマスの飾り付けをする。雪の上を滑って遊んでいるうちに転んでしまった目覚ましは、その衝撃で、再びチクタクいい始める。
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……ぎゃひー。なんかあらすじ読んだだけで泣けてきちゃったんですけど!くますげえいいヤツだ!と言うか、あんなカワイイナリしてこんなヘヴィーな話だったんか…目覚ましはチクタクいうようになってもくまの足は木の枝のままだよ!ああ永遠に仲良くな!離ればなれにならないようにな!(号泣)
そして『卑怯者、出てこい』に出てくるお菓子は、チョコレートではなくナッツ味の飴でした。そうそう、サッカー(と言うか足でやるボーリングと言うか…木の枝の足でな…)して遊んでるうちにお菓子とられちゃうんだよね…とるな!このコらをいぢめるな!(泣)
ビックリしたのが、これの原案と脚本のイヴァン・ウルバンは『ぼくらと遊ぼう!』シリーズも書いたひとだった。ひょっとしてくまの声をあててるおっさんも同じひとなんじゃ…。チェコにはくまジャンルと言うものがあるのだろうか。
監督のガリク・セコはティールロヴァーやトルンカのスタジオにも在籍していたそうです。58歳で亡くなっている。結構若いな…。もっと作品を観てみたい。どうやら今回が初の日本公開のようなので、これからどんどんお願いしますチェスキー・ケー レン コーポレーションさん。ものすごく観たいのでわざわざアンケートをFAXしちゃった。
そしてDVD!DVD!お願いDVDリリースして!
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