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2003年04月16日(水)
こっちもリピート『レッド・ドラゴン』

『レッド・ドラゴン』@新宿オスカー劇場

ファインズのことを「青い目の悪魔」と呼ぶstar-sさんが観に行くと言うのでついて行く。彼女は原作も読んでいるのでいろいろ教えてもらおーと言う狙いもありですよ、ニヤニヤ。オスカー劇場は『スパイダー』があっと言う間に終了しちゃったとこで、「次は何よ、キー!」となっていたら『レッド・ドラゴン』だったので怒るに怒れません(笑泣)

…で、今回どうでもいいようで実は結構ポイントなのかしらんと言うことに気が付きまして。

あのー私ファインズさんを意識してちゃんと観るようになったのが『レッド・ドラゴン』からなので、初見の時は別に気にも留めなかったんです。で、その他の作品を観てってるんですが、現時点で脱ぎ率が10割なんですよ。観たの全部脱いでるんですよ。で、ファインズさんの裸身を何度も観た後の、今回のリピートだったのですが。

『レッド・ドラゴン』では胸毛を剃っていますね

終映後star-sさんに「どうでもいいことかも知れないんだけど…」とおずおずと報告したところ、実に冷静に「腕毛も多分剃ってた」と返されました。い、言われてみれば…肌がねえ、いつもの白さもさることながら、なんかピンク灼けしてるって言うか、それこそ剃刀あてたあとのちょっとカサカサした感じなんですよ。

で、頭髪と眉、睫毛以外の体毛を全部処理してるんじゃないかって話になり、原作のダラハイドがどういう経緯で整形手術をしたのか、とか刺青を入れたのかってのを教えてもらい、はは〜じゃあ役柄的に?と言うことになりました。ルックスに非常にコンプレックスを持っているので、そういうとこにもすっごく拘ってるんじゃないかって言う。………お、面白い…原作やっぱり読もう!今ならダラハイドの顔をファインズで想像しながら読めるし!(それかい)

原作ではこうだったってのを聞いてみると、確かにダラハイドの描写が映画ではかなりシンプルになっている。しかしこの原作を2時間でよくまとめたねえって話になり…アクションサスペンスとしては非常にテンポもいいし、やっぱり面白い。あと最後の、グレアムとダラハイドご対面〜☆の場面、初見の時は唐突だなあ、なんでわざわざ死ぬ真似したんだろう…とか思ってたんですが(ジェイソンが実は生きていた!みたいなハリウッドのビックリ定石なのかしらんと)恐れている“彼”からリーバを守る為、自分も“彼”を欺いて逃れる為、と考えれば納得。

でも原作にも被害者の選択についてこれ!と言う答はなかったらしい。まあ母親が…とか、幸せそうな家族が…とかってのはあるけど、ダラハイドの職場にはそういうビデオがたっっっくさん届いてる筈で、その中から何故この家族?ってのは…曖昧だそうです。そうか、じゃあ気にしないでいいや(笑)

しかし今回はもーファインズさん目当てだったので、登場する迄が待ち遠しい待ち遠しい(笑)先日のリスの件もあり、ファインズって動物好きなのかしらんとか言ってて今回観たら…ダラハイド、トラを餌にリーバをデートに誘ってるじゃないですか。や、やっぱ動物好き…(妄想)『メイド・イン・マンハッタン』予告編でも犬連れてたしな!『シンドラーのリスト』でも犬連れてるんだよね…や、やっぱ観るか…ヘヴィーな話だろうから気力と相談しつつ。

もう役と本人を混同してますよ!するな!(笑)いやいやもう壊れ気味なのは自覚してるのでそっとしておいてください…。

満月の夜に観たってのも印象的。映画館に入る前、歌舞伎町の空に満月がぽっかり浮かんでて「すごい綺麗だね〜」とか言ってて、その後映画を観たら満月の夜に殺人事件が起こってたんでビビりました。「次の満月迄に犯人を見付けるぞ!」とか言ってて、今日か!今日なのか!って妙な臨場感が…(笑)

あとボウマン(暗号を解いたアジア系の刑事さん)がちょっと気になります。他には何に出ているのかな。