I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
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2002年07月10日(水) ■ |
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昨日の続き(結局まとまらず) |
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あーびっくりした。キャッチャーミットを構えて、さあどんな球が来る?カーブ?シンカー?フォーク?と待っていたらバスケットボールが飛んできた((C)原田宗典)ってくらいびっくりした。
ジャンル分けするのは好きではないが、カウンターであるオルタナですら“オルタナな音”と言うジャンルが出来てしまった気がする。とくれば、“何でもアリ”の元祖ミクスチャーバンドの本領発揮。スカですよ!ハワイアンですよ!ファンクですよ!なんじゃこりゃあ!大好きだ!曲がいいっちゅうねん。
レクイエムは毎回必ずと言っていい程1曲は入っているね。
それにしても。かつて " I gave my life away " と唄ったひとが " That life is beautiful around the world " って唄った時には、ヤマアラシが毛皮を脱いだよ!と号泣したもんですが、その3年後には " I could die for you " って! " Don't forget me " って!うわーん!!(滂沱)
アンソニーてホントワケわからん(そこが好きな所以)。彼女が出ていったからって犬と一緒に寝てる(ええ拘りますよここには)寂しがりやさんのクセに!…いや実際ライヴ後はなかなかクールダウン出来なくて、ツアーに入ると不眠症になるんだそうですよ…。このひとのストロングさ、タフさは本当にオリジナル。
ああでも犬アレルギーになっちゃったら犬と寝られないね。治るといいね(涙)て言うかこの前どうぶつ奇想天外観てたら『ペットからの感染症』って特集やってて、正に同じ症例が!犬と一緒に寝ていたひとが高熱出して髄膜炎を起こしたって…ブルセラ病(いやマジでこの名称なんです)と言うらしい。や、ヤバイッす!危ないよ!「ペットと寝たりキスしたり同じ食器を使ってはいけません!」って。……絶対全部やってるよなアンソニー……お身体には気を付けて。
この4人にしかやれないこと。フリーがいなければこのバンドはもう存在しなかった。ジョンが生きていたからこのアルバムが出来た。チャドはいつでもバンドを守ってくれる。誰が欠けても有り得ない。マジックは確実に存在する。
この日の夜、L.A.で無抵抗の黒人少年が白人警官に暴行を受けている映像が放送された。10年前、やはり白人警官が黒人に暴行している映像(ロドニー・キング事件)をきっかけに、L.A.暴動が起こった。この時TVやラジオでしきりに流れていたのは「UNDER THE BRIDGE」。偶然にしても、あまりのタイミング。
悲しいことがなくなればいいなとかごはんはきちんと食べようとかしっかり眠ろうとか、それでも夜になっても遊び続けろ、朝になっても踊り続けろ、ひとを愛することをやめてはいけない。普段は恥ずかしくて言えないけれど、そんな事を大声で叫びたくなる。いつまで続けられるか判らないけれど、トライしてみよう。マスターピース。
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