I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME
|
|
2002年06月22日(土) ■ |
|
『セッション9』 |
|
『セッション9』@シネマスクエアとうきゅう
初日に行ってもうた。おかげで終映後ぴあのアンケートに捕まって、回答のお礼にアメリのポストカードを貰ったぞー、ラッキー。
実は至極シンプルなストーリーで、演出もシンプル。この手のスリラーにありがちな脅かしがない。凝ったことをしていない(と言うか凝っているように見せない)のが実はかなり効く。丁寧だ。その分こちらの想像力が肥大する。深読みをしてしまう。観客は、自分で恐怖を増幅させる。即効性がないと言うか、終わってからがかなりジワジワ怖い。なので今かなり怖い。見終わった時よりもかなり…首の後ろがうすら寒い。
撮り方がシンプルなのも、実在したダンバーズ精神病院の姿を丁寧に映したかったからだろうと思う。美しい外観の建物だ。廃墟に見えない。が、屋内はひとがいなくなった分朽ちており、それだけでもかなり怖い。実在するこの場所で撮るってアイディアも相当怖い。医療器具とか残ったままなんだよね…。
発電機のトラブルで照明が順々に消え、闇に追われる暗所恐怖症のジェフが必死で走るシーンがとても印象的。この画はよかったなー。小さめで延々流れる音楽も効果的。あー怖いよ、怖いよ!今かなり怖いよー!(泣)
その後銀座へ移動、『バーバー』リピート。やっぱいいなあこれ。演出とか画ヅラも手練で流石なんだけど、やっぱり役者がいい。特にビリーボブ。『チョコレート』の予告もあり、これも絶対観ようと思う。
シャンテシネ近所のドイツ料理屋でTATiさんとフジロックの打ち合わせとサッカー談議。何故トゥイギーはマリマンを辞めちゃったの!?とかも話す。なんでかねえ…。つい最近ガンズがちっちゃいとこでライヴをしたそうで、ロビンもいたとの事。このままサマソニに来てくれるかな。
|
|