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2002年01月13日(日) ■ |
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ハラビ |
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『横尾忠則作 暗夜光路展』@原美術館
原美術館て、ハラビって言うんだね愛称。…つうか、愛称あったんだ…つうか、これ、愛称?
いつものんびり観てまわれるハラビですが今日は激混み。14日が最終日だからかな。にしても…やはり横尾さんだからか。年齢層もバラバラで、子供連れも多かった。
横尾さんのここ数年のモチーフ『暗夜光路』が一挙に観られる機会は嬉しい。絵と、資料としての元ネタ写真も一緒に展示してあり、資料に書き入れたトリミング指定とかも全部そのまま残してある。複数の場所がひとつの絵になっているものも。
道の奥は真っ暗だ。外灯も届かない暗闇。怖い。
この展覧は10月中旬から開催されていたのだが、9月11日付けの作品があったのには驚いた。それとも急遽描きおろしたんだろうか。シリーズを踏襲していながらも、この作品だけはやはり異様な迫力があった。破綻していた。その破綻がまた怖い。
作品量は流石でした。このひとといい蜷川さんといいワーカホリックとはまた違う、何かを作っていなくてはいられない強迫観念みたいなものを感じる。それを観られる事は嬉しいが、不安にもなる。画は残るけど、演劇は残らない。そこが好きでもあるんだけど。
3月の珍しいキノコ舞踊団公演のフライヤーがあったので持って帰る。楽しみ。
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