Movin'on without you
mako



 絶壁頭。

あの人は、一瞬で全てを忘れさす力を持ってる。
その瞬間、ゆーすけのことが全部どーでもよくなった。
あんなにあんなに好きで、あんなにあんなに苦しかったのに。
なのにいかせんとの一瞬で、それが全部どーでもよくなる。

絶壁な私の頭を、いかせんが触った。
「おまえもほんとに絶壁やな〜」って。
「おまえも」の「も」が、誰を指すかは考えないでおこう。
ただ頭のうしろをなでていくいかせんの手が・・。
たまらなくすきだった。やっぱり特別だった。
今、涙が出そうだよ。

どーしてこんなにすきなんだろう。
恋って、理屈じゃない。ほんとにそう思う。
またいかせんを好きになった。
何回目かなんて、もう自分でもわからない。

2001年09月30日(日)
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