最終ラウンド
今の今まで必死に頑張ってきたけれど、 ふいに大きく右アッパーくらった気分。
・・・がっつりへこまされて、何も喋る気にもならなかった。
本当は、ずっと前から分かってたんだよ。 分かってたけど、でも気付かないフリをして。
当の本人が何も言わないから、私も何も聞かないでいて。 ・・・そしたら、少しは長く夢が見られるような気がしてた。
「Cは営業部のKさんが好きなんだよね」
無邪気な声で当たり前の様にそう言われて、 ああ、やっぱりそうだったのね、と確信するのと同時に、 なんだ、そうだったのか、と妙に新鮮な驚きを感じたりもした。
[What happened in that room stays in that room.]
・・・夢は夢のままで終わらせるのがいいんだ、きっと。
あー、でも。Cの片想いだったらなぁ・・・。 ま、どっちみち勝ち目は無いんだろうけどさ。。
2007年01月09日(火)
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