2人きり
朝、本社で仕事をしていたら珍しく私用の携帯に入電。 出てみたらCだった。
「おはよう。今日はとっても良い天気だけど、Shihoは元気?」
用件は小切手だったんだけどね。 ・・・まぁ、用事がある時だけだとしても、かけてきてくれて嬉しいんだけどさ。
その時に、『私もCにお願いがあるんだけど』と、 C宛てにきてた請求書の話を切り出すと 「今は出先なんだけど、後でそっちに戻ったらやるよ」とのこと。
午後、GMと2人で今日締め切りの支払いを済ませた後に本社に寄ると 丁度Cが戻ったところだった。
「2人で先に請求書の仕分けやっといて。俺はオーナーと話してくる」 とGMが私達2人を会議室において去ってしまったので、 その間私とCは2人きり。。
Cが請求書や内訳の質問があると、私が答えるという感じで 基本的には私は側に居るだけで、Cの仕事を見ているだけだった。
Cが一生懸命に書き物をしているのをじっと見ていて、 『Cのペンの持ち方って面白いね』と言うと、 「俺、時々変えてるんだよ。さっきはどんな風に持ってた?」 『こんな感じ。中指と親指で挟むんだね』 「Shihoは普段どうやって持つの?」 『こう。中指はペンの下にくるように。後、持つところは中間くらいで』 「・・・なるほど。この持ち方で書くと丸文字になるなぁ」
そういいながら、Cはずっと私のペンの持ち方のままで書き物を続けてた。 「サインはどうかな?難しいぞ・・・でも良い感じ」だって。 『筆跡が変わっちゃうとサインは良くないんじゃないの?』と、聞くと 「いいよ、誰にも筆跡ばれない方がw」と、C。
「たまには違うのもいいね。教えてくれてありがとう」とCが言うので 『そう?じゃ、文化交流ってことで良いかな?』と言うと、笑ってた。
こういう時間も、たまには良いかも。
2006年11月15日(水)
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