閉め出し。
本日も中番。しかも変な予約客にばっかり当たる運の悪い日で御座いましたShihoですコンバンワ。
ってか、何が一番悪かったか、って、
インターネット経由の予約客をチェックインしてみたら、 クレジットカードは持ってないし、 IDの住所はサンフラン市内だし、 何より、予約した日付が当日の深夜だし、 怪しい客の3大条件にピッタリ当てはまってますよ( ̄Д ̄;)
クレジットカードが無いとチェックインできない旨を伝えると、 「デポジットを現金払いに出来ない?」と、怪しい客。 仕方ないので、普段なら一日50ドルのデポジットのところを 『100ドル戴きます』と、私。
そしたら、その怪しい客、100ドルすら持ってないしね?(゚Д゚;)
「今60ドルしかないから、残りは後で持ってくる」 とか言われて、仕方なく60ドルを預かり、部屋の鍵を渡したわけですが 客を部屋に通した後で同僚に事の説明をすると、
「・・・それはマズイんじゃない?」と。
うちのホテルは100%現金は預からない主義なので、 クレジットカード無し=チェックイン不可、の方向なわけですよ。
それは重々承知の上だったのですが、 まぁ、インターネット予約だし、部屋代は先払いで入ってくるんだし 後は電話とかルームサービス代とかの自己負担分だけ デポジットで現金でもらえば良いんじゃん?などと 軽く考えて部屋に入れてしまったわけなのですが、
私と同僚が話しているのを横で聞いたドアマンが
「前にも居たんだけどね、そういう怪しい客。 次から次に友達が部屋に来て、 蓋を開けてみたら一部屋に10人も泊まってた、とか、 チェックイン後から部屋のドアにプライバシーサインかけて チェックアウトしてから部屋を見たら備品盗まれてた、とか!」
と、怖がらせることばかり言うし、本気でビビり始めた私。
すると部屋からその怪しい客のうち一人が出てきたので、 一緒に仕事してた同僚からもホテルの規則として クレジットカードが無いと泊まれないことを説明してもらったのですが 結局既に部屋に入ってしまった以上、 こちらもあまり強くは言えず追い出せない状況だし、 かといってこのまま易々と泊まらせるわけにもいかず、 仕方無いのでFront Office Managerに電話をして助けを求めることに。
幸い、その部屋に人は居なかったので、(二人目も出て行く所を確認済み) すぐに部屋に行って鍵の暗号を変更。 ついでに部屋の中を覗いて、備品をチェック。
とりあえず、DVDプレーヤーとTVが残っていたので安心(そうか?)
結局、私が帰るまでの間にその怪しい客は戻ってこなかったので その後どうなったかちょっと不安・・・。
元はといえば、私が鍵を渡してしまったのがいけないわけで、 海より深く反省しました。 何かあってからじゃ、それこそ言い訳できないし、 事が起こる前に部屋から閉め出せた分、ラッキーだったのかも。
2004年10月24日(日)
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