2006年06月17日(土) |
トルクメニスタンの旅3・・・メルブ |
2006.4.28
アシハバードのニサホテルを早朝5:30に出発しトルクメンバシ国際空港へ急いだ。6:55には予定より5分早くT5127便は離陸した。空港は夜が明けたばかりである。マリイ空港には7:35に到着。尿意を催しトイレットを探して駆け込むと、これが観光都市の空港かと思う程の粗末さである。
8時には空港を出発してメルブ遺跡を目指してバスはひた走った。車窓にはカラクム運河、ザ・カスピ鉄道なども目撃することができた。
メルブ遺跡には8:45に到着。この遺跡はBC6世紀ころから営まれ初め、最盛期は11〜12世紀であった。彷徨える遺跡という別名があるように、この遺跡にはゾロアスター教、キリスト教ネストリュウス派、イスラム教、仏教と、いくつもの世界宗教がその興亡の歴史を刻んだ所である。13世紀にはモンゴル軍が80万人の軍勢で攻め寄せこの都市を破壊し尽くしたという受難の歴史ももっている。その当時メルブ周辺一帯には130万人が生活していたという。
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