2005年11月05日(土) |
オペラ「さまよえるオランダ人」 |
簡単な覚え書き 今年見たオペラの中でワースト間違いなし。 最初、オランダ人役の歌手は体調が良くないのかと思った。 低音は悪くないのだけれど、高音になると声がかすれ気味で安定してなくて気持ち悪い。 (連れに聞くと、二期会の穏やかでない側面を聞くはめに・・) ダーラント役の歌手は、以前から私の嫌いな声と音程の持ち主。 ゼンタ役は、以前「サロメ」で見たときも良かったが、ここでも歌は良かった。 演出は海外で受賞歴が多いという渡辺和子。今ひとつ真意が図りかねる。 合唱は数でキタ〜って感じ。圧倒的迫力なのだが、実はもったりした部分も感じられる。
ドイツ・ハノーファー州立歌劇場との共同制作 作・作曲:ワーグナー 指揮:エド・デ・ワールト 管弦楽:読売日本交響楽団 演出・美術:渡辺和子
オランダ人 多田羅迪夫 ダーラント 長谷川顯 ゼンタ エヴァ・ヨハンソン エリック 青柳素晴
(11/5 東京文化会館)
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